- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905154136
感想・レビュー・書評
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仕事場面で「話すこと」が重要なツールになっている人は必読の本だと思う。
本自体も凄く読みやすい構成で、ほんの数時間で読破できるので、思い出した時に繰り返し読み、考え方を頭に刷り込んでます。
著者が本の中で繰り返し語っているのは、「心で話せば心に入る」ということ。
この心とは、自分を良く見せたいという見栄などの自意識を捨て、今まで経験してきたことや、獲得してきた知識や情報をもって、目の前にいる人のために自分は何ができるだろうという真心。
話し方のテクニックについても述べられていましたが、それらの根本となる考え方が、とても勉強になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
365日読書ミニ書評 1冊目
スキルより話し方•聞き方のマインドを教えてくれる一冊
「うさぎと亀の話-なぜうさぎは負けたと思いますか?」
「話し方は技術、聞き方は器」
「相手を勝たせる話をする」
→こちらのねらいを力説する。相手と自分が「勝ち-勝ち」になるように語る。常に他者貢献。 -
相手の反応を掘り下げる
絶対に相手を成功させると決める -
めちゃくちゃオーソドックス
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大変参考になった。著者のこれまでの長年の経験をベースにしながらも、聞き手への伝え方・伝達力の向上に資する要点を漏れなく分かりやすく書かれている。過去の実体験も印象に残るし、きちんと主張を支えていて、納得感がある。誰もが知っているカメとウサギの話の展開はその場にいるわけではないのに妙な感動があり、最初と最後の挨拶は、前向きな言葉と謝意が大事だとする点を示す例も聞くだけで好印象を覚えた。著者のプロフェッショナルとしての心構えも芯が通っている。著者自身の他の書籍や情報にも触れてみたいと思った。
以下、印象に残った点のメモ。
・相手のことを思って伝えることが大切。相手のことを考えている限り、どんな状況、誰であっても緊張することはまずない。
・相手が何を欲しているのかを考えて説明する。
・説明は段取りが命。
・結論を示した上で理由を伝える。着地点が見えない話の展開に聞き手は疲れ、こちらの言いたいことは伝わらない。
・あくまで自分が自信をもった内容、咀嚼している内容を伝える。背伸びを感じたり、きちんと理解できていない話材を持ってくることは、自分自身の緊張にもつながるし、それは相手にも伝わる。
・常に前向きな言葉を使うことを心掛ける。
・伝達力を高める10のポイント
1 論点を明確にする:誰に対してなぜそれを話すのか
2 自分の意見をはっきりする
3 話す対象者を選ぶ
4 着地点を明確にする
5 コミュニケーションは明るい挨拶から
6 要点は最大3つ
7 相手を勝たせる話をする
8 比喩や実例を多用する
9 場の空気を素早くとらえる
10 明日が聞く下地を作る -
相手に何かを伝え、行動してもらう伝達力を高めるためのテクニックを紹介している本。
社会人としての心構え的なものも含んでいます。 -
話の内容は抽象的であまり響かなかった
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コミュニケーションの本
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
人は自分に関係ない話には興味持たないし、一切の関心を寄せない。
真のプロは自分を愛し、自分をとても大事に扱っている。人の評価よりも自己評価を大切に生きている。
プロは結果で語る。
論点を明確にする、自分の意見をはっきりさせる、話す対象者を選ぶ、着地点を明確にする、明るい挨拶から、要点は最大で3つまで、相手を勝たせる話をする、比喩や実例を多用する、場の空気をつかむ、相手が聞く気になる素地作り