ハーバード流 自分の限界を超える思考法

  • アチーブメント出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905154457

作品紹介・あらすじ

あなたの中に眠っている計り知れない能力をいますぐ目覚めさせろ!ハーバードの特別研究員が贈る自分の限界を突破するための「手引書」。

感想・レビュー・書評

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  • 私が一番深く感じたのは、「友情」のくだり。友情は相手から搾取することなく、対等で居続けてくれる。お金の面、時間の面、気持ちの面。与えてくれた分、与える、というサイクルがきちんとまわっているのが友情。私にもそんな友情がすぐそばにある。平然と搾取してくる男女関係がある一方で、友情に恵まれた自分に、少し安堵する。相手に、改めて、感謝した。

  • ハーバード大学の特別研究員による著作。(前著は『ハーバード流 自分の潜在能力を発揮させる技術』だそうだ。)
    読者が新たな人生、新たな現実を創造するための思考法を提案している。想像力や集中力を鍛え、心の持ちようを改善し、自分の内なる対話に対処し、前進を続けることができるように様々なアイデアを教えてくれる。
    著者の主張には概ね賛成できるのだが、話が抽象的で難解に感じた。似た意味を持つものの明らかに異なる単語を、明確な定義をしないままいくつも用いた文が延々と続く。本書の前半は実例や喩え話があり比較的分かりやすかったのだが……。

    覚えておきたい点:
    ・合気道の達人は、目の前に現れたものを否定せず、ただ受け入れて抱擁する。そのようにして自分の感情をコントロールする。
    ・目の前の事象に対処する際、過去の経験によってのみプログラムされて反応していたのでは単なる機械人間になってしまう。自由意志を用いて、上の次元へ行くべき。
    ・人生の課題に直面した時にどんな人間でありたいかは、いつでも自由に選べる。

  • 失敗が大きすぎて乗り越えられないとか、失敗のせいで人生の一部を無駄にしてしまったなどと思い悩む必要はない
    過去を土台にして未来を築くのは、未来を創造する方法としては適切ではなく、お粗末な結果をもたらしたのは、モチベーションの低さとコミットメントの不足にある

  • うーん、スペインでベストセラーというふれこみが気になって買ってみたが、あまりに精神論に終始しており、抽象的で、今何をしたら良いのかという面ではあまり参考にならなかったですね、、、
    http://nagoemon.blog56.fc2.com/blog-entry-556.html

  • 自分の中の奥深い部分に働きかけている本。決してハウツー本ではないのであしからず。

    本に書かれている考え方としては、人の悪口を言うな、責任をもて、思い込みをなくせなどなど、よくあるビジネス書に書かれている内容が多い。他の本とは違うことは、いかんせん難しい。何が難しいというと、出てくる用語が専門的すぎて、読むに連れて中々頭に入ってこない。また、具体例や偉人の名言もでてくるが、話が壮大すぎて自分の中に解釈してとりこめなかった。自分の理解力がないだけかもしれないが。

    思考法の本なので、少し宗教チックなところもある。極限まで落ち込んでいる時に読むとまずいかも。

    ハーバードだけあって、頭がいい人が書いたんだろうなとは思うが、まだ自分には素直に受け入れる度量がなかったと思おう。

  • 書いてある内容は、啓発本やスピリチュアル本と同じ。ただ科学的、論理的に書いてあるので、理解しやすい。取っ付き難い箇所もあったので再読しても。Evernoteへ

  • 人生をかけた壮大なスケールのプロジェクトを発想し、そのプロジェクトと一体化するくらい打ち込めば、自分の眠っていた信じられないほどの可能性が目覚める。
    不安から逃げない。
    持っている知性と創造力を発揮して、問題の解決策を見つける。
    知識とは無知と境界を接する領域。
    ある目標に向かって努力しようと決心し、そのために特定の課題を受け入れたら、失敗したときのことを思い浮かべない。成功を思い描くことに100%集中する。

  • たとえ話や引用がたくさん使用されているので、講義で聴きたい内容だった。自分を変えるのは自分、自分の限界を超えられるのも自分の心の持ち方というところかな。ゲーテの「人を裁いていたら、愛する時間がなくなってしまう」を胸に刻んでおこう。

  • ぱっとしない内容。

  • 自分の望みとは違う現実を外的要因のせいにするのではなく、また自分の弱さや甘さに逃げ込ませるのでもなく、理想に近づいていくための考え方が示される。
    限界を定めているのは自分の言葉であり、自分が貼るレッテルである。同様にこの本で紹介されている考え方も概念であり、レッテルに過ぎず、方便でしかない。
    さらに、機械的な次元の(ある意味本能的で根源的な)思考や感情などを低級なものと見ている点で、本来の全体性から離れた理念でしかないと感じる。
    もちろんこうした理念に基づく方便も大いに役立つし、役立てることが大切なのはいうまでもない。
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