40代からの成功哲学

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  • アチーブメント出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905154624

作品紹介・あらすじ

「昇進・昇給」「家庭」「教育」「体力」見えてしまった天井を突き破り、自分らしく成長する-高校中退、10代で社会に出て30代でどん底を味わうも40代で劇的に人生を好転させた著者が贈る人生の勝者になる不変の原則。『一生折れない自信のつくり方』著者・最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • はじめにで、40代は挑戦する生き方ができれば、いつまでも成長し続けることができるでしょうし、受け身のままなら流されて衰えるだけです。と書かれていますが、自分に置き換えて、本当にそうなんだろうな〜と想像できました。
    20代は会社で経験する全てが新鮮で楽しさもありながら、なんでこんなに仕事ができないんだ俺はと日々悶々としながら必死に会社に与えられたミッションをこなすだけ。
    30代で父親の会社を継いで、いきなり社長になり、日々の業務をこなしながら会社経営、人脈作り、新規顧客開拓営業などやるべき事が増え、成長も感じていたが、時間がいくらあっても足りないくらいだった。家族も顧みず。
    40代はそれらの経験を活かし、受け身にならず、自分の意思で必要な物だけに集中し、計画をたて挑戦を続けて行きたい。
    本の纏め方としては、筆者の成功哲学が35項目あり、そのほとんどが3ページに纏められていて、完結していて読みやすかった。
    以下、自分がいいなと思った項目
    ・成功体験をつなげる
      今日は6時に起きようと思って実現したら成功体験。
    ・自己イメージを高める選択
      自分の理想とする姿を想像しそうなれると自分に暗示をかける。
    ・成功のサイクル、失敗のサイクル
    ・黄金律の罠
      損得ではない自分にできる最良のものを相手に与える。

  • 40歳となると「終わりは近づき時間が限られている」ので、より大事に時間を使って生きていかなければいけない、という冒頭はとても大事だと思いました。30代のように何もかも受けいれて人生を送ることからは考えを一段入れ替えて、本当に自分にとって大事なものを取捨選択して生きていかなければいけません。

    ■人となりは友人に表れる
    ■正しい選択のためには良きパートナーに恵まれること
    はとても大事だと思います。
    30代の異業種交流のときは、とにかく広くみんなと付き合っていましたが、合う合わないはあるし、その時のしがらみにいつまでもがんじがらめで生きていたら、あっという間に人生終了だと思います。自分なりの感性で、良き仲間に囲まれる人生を選択して行きたいです。

    というようなことを考えていても、それ自体が「頑固な大人」としての考えではないか?とは常に疑っていかなければなりません。良い仲間に恵まれている上で、間違った方向に進んでいるのであればそれは指摘してもらい、素直に受け止め、進んでいく必要性を感じました。

    ↓メモ
    永遠に続くと思われた人生にも、終わりがあることを肌身で感じられて、この先できることとできないことが予測できます。
    →今まで以上に大事に生きないといけない
     
    知らず知らずのうちに頑固な大人になっている可能性がある
    話を最後まで聞かずに「でも」「とはいえ」と否定していませんか?
    若い人の意見は思慮不足で参考にならないと決めつけていませんか?
    アドバイスに対して「新しい発見はない」と切り捨てていませんか?

    人は見通しがなければがんばれない。見通しは希望のエネルギー。
    100パーセント理想の会社はない。その意識がないと、何度も転職を繰り返す
    この社長と一緒にいれば、自分ではできないことができるかもしれない。

    自分だけでなく社員や私と縁のある人が物心共に豊かになってもらいたい。
    物心両面の豊かさとは、自分→家庭→職場→社会と貢献を広げた先に訪れるもの

    正しい選択をするために重要なのは、良きパートナーに恵まれること
    人となりは友人に表れる
    もし志がなければ、高い志を持った人と出会っても、縁を生かせない

    不安で仕方がないときは、とにかく状況を変えましょう。
    身体を動かすことは取り組みやすいことです。散歩をするだけでもいい

  • 先月40歳になりました。これまで生きてきて多くの人と出会い経験をさせていただきました。なにかと物事を失敗しないように生きてきたような気がします。人生の半分を生きてきたなかでこれからの人生をどういきるか、一度立ち止まって考えることが必要なのだと思いこの本を読んでみました。30代の大事な時間をJCで過ごし成功体験、いろんな経験値を高めました。これが実る、現実に活用しなければ何も意味がなかったことになってしまいます。この40代がホントの勝負なんだと思っています、昨年から社長にもなり背負うものも増えました。なによりも自分の前に出てきた課題をスピードを持って処理、解決してきましたがその反面家族との時間をとってきていないことがありました。家族との時間、特に嫁との時間をもっととらなければいけません。幸せは自分→家族→会社→社会その通りだと思います。一番の自分を支えてくれている家族への感謝、もっと出すべきですね✨そしてこれからの人生、何のために生きるのか?私は関わってくれた人と共に幸せになることです。自分だけ勝つんじゃなくて一緒に勝つこと、またみんなの力を借りてよりいろんな世の中の課題を解決すること頑張りたいです。そして自分の思考を具現化する事、これが一番の自分の満足なんだと思ってます。自分を信じて進む、やりたいこと我慢しないでやってみる。まだまだチャレンジをやめないで深みのある人間になりたいと思います。バイクの免許もしっかりとってハーレーにのります(笑)人生を楽しく豊かに‼️

  • 40代を有意義に生き、幸せな50代、60代になりましょうという内容でした。

    個人的には何歳だからこうしよう、というような考え方があまり好きではありません。確かに体力など年齢の差は出てきますが人によっても個人差があるので年齢で括るのはどうかと。しかも将来的にはもっと寿命は伸びて健康であれば何歳でもチャレンジ出来る世界が訪れるのではないかと思うので40代だけに向けたという部分はターゲットを絞るという意味以外には共感できないです。

    内容としても「確かにそうだよねー」というようなよくあるステレオタイプの成功についてがほとんどでグサっと刺さる提案はなかったです。

    とはいえ、自分が改めて身を正さないといけない部分など思い起こさせてくれて良かったと思います。

    既に与えられてるものに感謝して生きていくこと。

     魅力的な人物になるためには
    1.社会正義に反しない生き方をすること。
    2.他の人々の欲求を満たす手助けをすること。
    3.自己が定めた目的目標を自らの意思で達成していくこと。

  • 自分が大切にしたい生き方は何か、それを実現するためにはどうしたらいいのかを考えるきっかけになる。

  • 30代で既に感じていたことばかり

  • 【生き方】40代からの成功哲学/青木仁志 /20150216(24/308)<164/4973>
    ◆きっかけ
    ・?

    ◆感想
    ・著者は学歴がないながらも、ブリタニカ百科事典のトップセールスマン。その後、人材コンサル業設立。
    ・裏表紙の40代が人生を充実させる礎を築く最後のチャンス、という言葉に惹かれた。人生をマラソンに例えるのならまさに折り返し地点において、過去を振り返り未来を考えるきっかけには良書。

    ◆引用
    ・40代が人生を充実させる礎を築く最後のチャンス
    ・自分は人生に何を求めているか?
    ・成長志向はそのままに、量よりも質を。努力よりも正しい選択はなにかを考え行動する。
    ・賢く成果を出すには、他人の力を借りながらベストパフォーマンスを発揮すること
    ・壮大な計画よりまずは行動を起こす
    ・自分を見つめ直す4つの質問:①やり残していることはないか?②これまでに大切にしてきたものはなにか?③最も時間とお金を注いできたことは何か?④それらを失くしたとき、自分に残るものは何か?
    ・素直になると信念を貫くは両立する。
    ・セルフカウンセリングを家族に当てはめると、
     -家族は何を求めているか?
     -その為に今何をしているか?
     -その行動は家族の求めているものを手に入れるのに効果的か?
     -もっと良い方法を考え出し、実行できないか?
    ・関わりたくない、どうでもいい人のために、時間を無駄にしている人も沢山いる。本当に大切な人を明確にし、その人の願望実現のために時間とお金を使う。
    ・薪割りしている男、斧の刃先が鈍りなかなか薪は割れない。旅人:効率悪いから、斧の手入れをしてはどうか?切れ味が良くなれば仕事は楽になる。男:そんな暇ない。これ以外にも仕事が沢山あって、斧の手入れをしている時間があるなら別のことをする。=>成長する機会は自分自身でつくっていく。
    ・自分に暗示をかける
    ・比較は他人とではなく、理想の自分とするもの。
    ・理想の自分を追及する旅に終わりはない。
    ・40代から描く夢は現実の延長線上に置くこと。その実践では、常に楽しみや達成感が得られることを大切に。
    ・会社、なりたい自分になれる自己実現のステージ。持てる能力を最大限に発揮し、人々や社会に貢献できるのは、会社という器があってからこそのこと。個人ではできないことを実現するために組織が存在する。
    ・一点集中で得意なことに磨きをかける。
    ・人生の節目で最も意識すべきことは、正しい自己認識と自己理解。主観と客観が交差する場所で自分を生かすから成功できる。大層なことをしなくてもいい、得意なことを生かして成長し、豊かな人間になることを目指す。
    ・なぜ貯金なのか?課長になって何をしたいのか?人生全体を統合させること。
    ・人生の目的が明確であれば、プロセスで成長を味わいながら目標に向かう喜びを得られる。
    ・計画を立てて、日々起こる出来事を想定内に収めているかどうかの違い。想定外のことばかりに追われると気が休まらない。ノープランでもプランにする。
    ・事前対応に力を入れると、快適に過ごせるようになり、毎日を自分でコントロールしている実感が持てる。
    ・与えれば与える程、心の豊かさが手に入り、創造的な分かち合いの中で人生を歩める。
    ・豊かになれる条件
     -朝から晩まで良く働いた
     -自己啓発を怠らなかった
     -人を大切にした
     -素直さと謙虚さを求めた
     -配偶者やパートナーに恵まれた
     -チャンスをものにした
     -強い上昇志向があった
     -人の協力が得られた
     -良い情報を得て人生に役立てた
     -与えることが好きだった
     -親孝行を心がけた
     -良い本に出会えた
     -人の話をよく聞いた
     -よくなりたいと心から望んだ
     -体験、経験から学び活かした
     -仕事が好きだった
     -運がよかった
    ・将来貧しくなる人
     -不誠実
     -自制心が欠けている
     -社会や人に敵対心を持っている
     -身の回りの人を大切にしない
     -怠惰である
    ・大器は晩成しかしない

  • 【こんな人におすすめ】
    40代を前にして、人生このままでいいの?と思っている方

    【おすすめのポイント】
    一つ一つのことがコンパクトにまとまっている点がポイントです。
    すぐにはちょっと・・・ということも書かれてますが、だからこそ40代前に読む価値があると思います。

  • タイトルと自分の年齢が紐付いてるとやっぱり気になり、手に取った一冊。
    “理想主義的な現実主義者”という、地に足がつきつつ前向きみたいなバランスがいいなぁと。『成功』の定義は個人差があるけど、結構しっくりきて共感できる部分も多かった。

  • それなりにイイことは書いてあると思うが、なぜか響いてくるものがない。成功する人は読めば分かるし、納得するのだろうと思う。一方、この本を読んだから成功者になれるかというと、書き方が想い先行で、理路整然としていないため、分からない人にはよく分からない内容のように感じられた。
    14-115

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著者プロフィール

青木仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。若くしてプロセールスの世界で腕を磨き、トップセールス、トップマネジャーとして数々の賞を受賞。その後に能力開発トレーニング会社を経て、1987年、32歳で選択理論心理学を基礎理論としたアチーブメント株式会社を設立。会社設立以来、延べ46万名以上の人財育成と、5,000名を超える中小企業経営者教育に従事している。自ら講師を務めた公開講座『頂点への道』講座スタンダードコースは28年間で毎月連続700回開催達成。同社は、Great Place To Work®Institute Japanが主催する「働きがいのある会社」ランキングにて8年連続ベストカンパニーに選出(2016‒2023年度、従業員100‒999人部門)され、また、日本経済新聞による『就職希望企業ランキング』では、社員数300名以下の中小企業にて最高位(2014年卒対象就職希望企業ランキング第93位)を獲得。著書は、40万部のベストセラーとなった「一生折れない自信のつくり方」シリーズなど累計64冊。

「2023年 『一生折れない自信のつくり方 実践編[文庫版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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