ナノってなんなの?: ベンジーとブルーノノボウケン

  • 冨山房インターナショナル
3.43
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905194040

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  ベンジーと愛犬のブルーノは大の冒険好き。今回はどんな冒険に出掛けるのかな?
     ある土曜日の朝、ベンジーとブルーノは公園でサッカーをして遊んでいました。ベンジーは、ボールを追いかけていくブルーノを見ながら、サッカーボールの五角形を見つけようとしていました。 その時、ふと、不思議に思いました。ブルーノが遠くに走っていくに連れて、だんだんと小さくなるのはどうしてかなぁ。すると…。

  • [墨田区図書館]

    恐らく何かで、科学系でよしと推奨された本だったんだろうなぁ?取り寄せたんだけど推奨元は忘れた(笑)

    でもちょうどタイミングがいい時に読めた本。この日、主人が息子のテストの見直しをした際に、小数の話をしたあとだったので、この話で小数が出てきた際に多少テンションが上がったみたい。

    てっきり物の大きさを話し、その中で"ナノ"という極小の単位について話すのかと思っていたら、最初は五角形と六角形でできたサッカーボールの話から始まったので、あれ?図形についても話すの??算数全般?と思いながら読み進んだ。

    一旦事が始まると話はシンプル。何か五角形のものを見つけるたびに、主人公と"博識の"犬のブルーノは、1/10づつ、毎回小さくなっていく。でもその繰り返しが半端じゃない!!

    小数が、とか、単位が、とかに興味があるとかないとかではなく、正直すのままで読んでいたら途中で、「またなの、まだなの、一体何回なるの!」となっていたかも。でも0.1、0.01、0.001と続く小数相手に多少興味を持ち続けてくれたし、この夏読書感想文に選んだ不思議の国のアリスのようだったし、途中から血液の中にはいったくだりは、昨年秋から読んでいたサバイバルシリーズ系(人体編はどのシリーズも大抵人の体の中に入っていった)みたいだったし、とにかくさほど飽きずに最後まで読み通せてよかった。

    ただこれで、単位のことがわかるとか、ナノを覚えるかといったら、きっと無理だろうな。でも興味ある子だったらこれで単位だけでなく、人体内の白血球とか、赤血球とか、ウィルス、細胞核、色々なものの存在と名前、そしてその大小(包含)関係への理解も促せるかもしれない絵本。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×