病気知らずの子育て: 忘れられた育児の原点

著者 :
  • 冨山房インターナショナル
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本棚登録 : 17
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905194415

作品紹介・あらすじ

母乳中心、おしゃぶり、ハイハイの大切さ、かつて世界で最もすぐれていた日本の子育てあたりまえで画期的な育児法を公開。

感想・レビュー・書評

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  • 少々過激な内容。
    西原式というのをネットで知り、本も読んでみた。
    子どもの腸と大人のものは全く違うものだから、2歳半まで母乳で育てるべき、というのが西原式。
    頷けるところもあるが、全体的に症例数や、科学的根拠が乏しく、元気に育っている子を持つ母親にはあまり響かないかも。
    病気がち、子どもの症状に不安があり、病院の診断にも疑問がある人が最後の駆け込み部屋として利用し、うまくいったこともあるのね、くらいの気持ちで読んだ方がいい。

    【賛成、理解できること】
    子どもの腸は乳歯が生え揃う2歳から3歳までは未完全であるため、タンパク質を与えると、抗体を作ってしまい、アレルギー体質や、離乳食病(免疫病)になる。
    口呼吸はNG。鼻呼吸のくせをつけさせること。
    母親も子どもも口にするものは温かいもの(42度)にすること。
    子どもの服は締め付けないものにすること。
    子どもの体は温めること。
    仰向けに寝かせること。

    【疑問が残ること】
    5、6ケ月からの離乳食が免疫病やアレルギーの原因であること。(嫌がる子に無理やり食べさせることは、子どもの体の準備ができていないからと思うが、我が子は喜んで食べている…)
    アメリカや欧米は本当に2歳まで母乳が推奨されているのか?
    緑便、血便が悪いこと。(悪いと思うけど、我が子は6ケ月から離乳食始めたが、緑便にも便秘にもなっていない。)
    母親の食べるもので、玄米、雑穀、しょうががNGなこと。(キムチ、カレー、小麦もダメ。これはなんとなく分かるけど。)
    アトピーの子には母乳ではなく人工乳を勧めているが(母乳が腸内環境の悪化により悪くなっているため)、最後の方には日本人は人工乳に入っているカゼインが原因で湿疹を起こすことがあると書かれている。

  • 西原式育児を知りたくて読了。白血球の細胞のくだりは難しい。。全般的にわかりやすいけれど、いざ離乳食を始めたらどのように進めればいいか具体的な記載が少なく、既存のやり方と違うので迷う。

  • 2013.10月下旬 市立図書館

    今まで読んだ著書の子育て本の中で、一番まとまっていて読みやすかった。

  • 口こそが健康の原点 早すぎる離乳食が諸悪の元 口呼吸を改め、鼻呼吸に 赤ちゃんの低体温は万病のもと 夏でも冷たいものは決して与えない てんかんも離乳食病 

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著者プロフィール

西原研究所所長、元東大講師、日本人工臓器学界賞受賞
著書:『究極の免疫力』(講談社インターナショナル)『内臓が生みだす心』(NHKブックス)

「2006年 『歯はヒトの魂である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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