地名は警告する―日本の災害と地名

制作 : 谷川 健一 
  • 冨山房インターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905194545

感想・レビュー・書評

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  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB12345306

  • 先人達が過去被った津波被害、水害などから被害を免れるように、注意の意味を込めて名前を付けた。
    しかし、市町村合併により名前が消え、あるいは「3.11」のような解明津的な被害を受けた地域では、復興により地名がなくなる。

    「地名が消える」ということは、その土地の過去の歴史や人々の営みなども失ってしまうというものだ。

    興味深く読んだのは、東京都における地震災害による危険地域の指定のありかたである。
    それは、関東大震災を教訓に、つまり、家屋倒壊、大規模火災が発生するということを第一に想定していることだ。
    確かに、その防災もまちがってはいないだろう。
    しかし、「津波」による被害想定、海抜0メートル地域のことがあまり考えられていないことが。

    「江戸」。まさに、水の入り口。東京都には、「橋」や「島」など水に関わる地名が多い。
    つまり、東南海地震が発生した場合、甚大な津波被害も「地名」から想定できるのだ。

    地名に込められた、土地の特徴。重要な意味を持っている。

  • 地名が現す災害。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】709.1/U【資料ID】91090363

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:291.0189//Ta87

  • 日本の各地からの、地名から、安全への心構えを説いている報告?論文?集。
    谷川健一編。

    近頃の日本は、自然のすさまじさを感じさせられる災害が頻発している。
    「想定外」という災害も多い。
    が、地名の中に警告を発しているものもある。
    過去の災害から生まれている地名を大事にする、記憶して活かすべきではないかと思わされる。

    自治体向けのレポートを編集したのだろうか。少々、読みずらいところが残念だった。

  • 字が当て字になっていたり読みも変わっていたりと、現在の地名がドンピシャリで危険を表すものではないけれど、全国どこでも危ない地名には共通点があるようだ。
    土地を買うなんてことはないだろうが、大雨の時に避けたい場所の目安にはなると思う。勉強になるなあ。
    複数の人が書いている、地方自治体のレポートのようでもあり、若干の読みにくさはあるけれど。

  • 谷川健一さん編集『地名は警告する 日本の災害と地名』読了。

    日本の地名には色々な意味が込められていることはご存知の通りですが、
    過去に災害があったことや、
    危険な土地であることを意味する地名も存在します。
    そのことがこの本では紹介されていました。
    東日本大震災以降、様々な自然災害対策が各地で進められていますが、
    このような地名研究も有効なのではないか、と思いました。

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    北海道・東北から九州・沖縄まで、地名にこめられた警鐘を、 私たちは、どこまで真摯に聴きとれるのだろうか。
    各地の第一人者による災害地名探索。

    「それらの地名は、ここは危険な地域だから、ふだんから警戒を怠らぬようにと予告しているのである。それは地震や洪水や津波に対する警告にとどまらない。人間が大自然の中の存在であることを忘れないようにとの警告でもある」。
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