しずおかの文化新書10 千年に一度の大地震・大津波に備える〜古文書・伝承に読む先人の教え〜

  • 静岡県文化財団
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905300090

感想・レビュー・書評

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  • 過去の地震でどの寺院がどれくらいの被害を受けたか、などの調査を行っており、貴重なデータが盛り込まれている。
    ただし、地名や大まかな過去の地震の歴史が頭に入っていないと、ややわかりにくい。

    1498:明応地震(高い津波が特徴)
    1605:慶長地震
    1707:宝永地震(2ヶ月後に富士山が噴火した)
    1854:安政東海地震(南海地震)
    など、だいたい、どの地震がいつ頃の地震かなど頭に入っていないと今何の記録の話をしているんだろう?となる。
    また、『舞阪宿』などが急にでてきて、市町村名くらいしかわからないと、どこの話? となる。

  • 302.1 シ (10) 登録番号9366

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著者プロフィール

東京大学理学系大学院地球物理専攻、修士課程修了。理学博士。国立防災科学研究所研究員。東京大学地震研究所准教授、平成24年3月定年退官。現在は、深田地質研究所客員研究員。研究分野は津波、古地震。大検・高認試験の研究指導。著書として『千年震災』(ダイヤモンド社)、『知ってそなえよう! 地震と津波─ナマズ博士が教えるしくみとこわさ』(知の森絵本、素朴社)、『歴史地震の話 語り継がれた南海地震』(高知新聞社)、『しまりすの親方式高認全科目学習室(3訂版)』(学びリンク、2013年9月)などがある。

「2013年 『富士山噴火の歴史 万葉集から現代まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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