懐かしい未来 ラダックから学ぶ (懐かしい未来の本)

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  • 懐かしい未来の本
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905317005

感想・レビュー・書評

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  • 大学1年のときに出会った本。
    発展って、グローバルってなんだろうって思った。

  • 昨年「幸せの経済学」というラダックを舞台としたドキュメンタリーを観てこの本を買ってからツンドクしていたが、ようやくこのタイミングで読了。

    「ヒトのシアワセ」ってどういうことなのか?が一層深く考える。

    ラダックの30年間を通してラダックの伝統的な文化と生活が西洋を中心としたグローバル経済によって変化してきた様子が生々しく語られており、これからどうすれば、グローバル経済が提唱する自由貿易の地球村から、真の持続可能な社会を実現していけば良いかを示唆している。

  • インドのチベットよりの「辺境」の地、ラダックが近代化の波に飲まれる前から現地入りし、その激動を目の当たりにした言語人類学者の本。

    (西洋文化は)誰もが自分たちと同じであるか、または同じようになりたいと望んでいると思い込んでいる(日本も西洋文化側なんだろな)

    【Before】
    喧嘩は稀。自然発生的に仲裁者が出てくる。
    不貞よりも激高のほうが恥ずかしい
    どの農民も完全に近い自給自足をしているため、自立性が高く、共同体としての意思決定をする必要は殆どない。(そりゃイザコザおきないわ)
    顔が見えるつながり→ごまかしできない
    日常的に関係が保てる共同体の規模が、柔軟性を許容している
    一妻多夫制がメイン。一夫多妻制も単婚もみられる。結婚できない人は僧になる。婚姻制度と僧院制が補完している。
    土地の細分化、人口の過剰な増大を防いでいる
    BE動詞が20以上に変化する
    断定を避ける
    彼らは私たちのいうプライドというものを、全く持っていないように見える。これは、彼らが自尊心を持っていないと言うことではない。
    どんな状況でも幸福を感じる力がある
    相互扶助(→権力依存)
    世界の中心は自分たちのいるところ

    【After】
    散財する観光客を見て、急に自分たちが貧しく見える
    デスクワークは仕事しているように見えない
    現代人の「ストレス」を感じたことがなく、理解出来ない。(説明しようとすると「つまり、仕事していないからいらいらするということ?」)
    貨幣経済が浸透→世界経済の一部に
    失業の誕生
    (相互扶助→)権力依存
    権力依存による無力感
    今や自分と比較するのは、謳うのは自分よりうまいかもしれないが、踊るのはそれほどでもない実在の隣人・友人ではなくなってしまった。(ラジオから流れてくるスタート比べる)
    一緒に曲を作ったり踊ったりする代わりに、最高のものを受け身になって聞くことによって、共同体としての結びつきも薄れてしまう
    世界の中心地はボリウッド、もしくは欧米。自分たちのいるところは辺境

    【その他】
    人口の増加に目を向けずに乳幼児死亡率を下げることは、長期的に住民の利益にならない(まさに。とりあえずアフリカいって人命救助って言って助けやすい赤ちゃん助けて、成人後には仕事なく飢餓や紛争してたりするわけで。。。)

  • すごい本です。
    まさに論文!
    衝撃的です。

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