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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905325062

感想・レビュー・書評

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  • さーオリンピックはどんなオリンピックになるんでしょうか。
    オリンピックについての提案より、各種データが面白く、特に東京5分割計画とイデオロギーマップが面白かったです。リベラルはどの地域に集まっているんでしょうか

  • 東京オリンピックをどう位置づけていくか、どうあるべきかを考える良い本です。

    ■ダイバーシティ
    ダイバーシティ推進に関する仕事をしていることもあり、非常に面白かったです。

    編集長の宇野さん自身が、人と違う鋭い視点を持っていて、そこから広がる議論によって多面的に捉えられるようになる感じがします。

    NPO的な視点で考える多様性の必要性と、外部環境の変化による多様性の求められ方が、視点は違うけどつながるのが面白い。

    この本を読んで、その視点を理解することで、知識だけではなくて、物の見方も多様になっていくんだろうなと思います。

    ・オリンピックとパラリンピックの統合
    ・人や障害にバリアがあるのではなく、
     テクノロジーやルールにバリアがある。
    ・目が悪くても障害に見なされないのはなぜ。
    ・UDなスポーツの創出とその工夫

    ■オリンピック
    猪子さんの提案した最新の技術(AR等)を活用したオリンピック楽しそう。単純にワクワクする。
    で、そのテクノロジーが表面的な説明だけではなく、その根本の部分というか関係性の構築とかそういったことを解説しているので、理解できる。哲学だね。

    自分が関わっている石巻にしても、他のPJにしても、自分たちから2020年のオリンピックに何をしかけるか考えて積極的に動き出せたらよいよね。被災地から東京に、今の日本社会に何をしかけるか。

    ■東京
    ・地方から自分たちの特色を活かすビジョンをみんなでつくってく。
    ・東京から降りていくという考え方ではない、●●したいから◎◎へというニーズを満たす。

  • 東京オリンピックに向けた様々な論客による考察。オリンピック/パラリンピックの在り方と将来、東京の都市開発、裏五輪としてのサブカル文化祭、オリンピック破壊計画と多角的。果たして東京五輪は何を齎すのだろう?

  • これは興味深い。
    東京はアイドルシティであり、セキュリティホールも多いのだ。

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著者プロフィール

1978年生まれ。評論家。批評誌「PLANETS」「モノノメ」編集長。主著に『ゼロ年代の想像力』『母性のディストピア』(早川書房刊)、『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『水曜日は働かない』『砂漠と異人たち』。

「2023年 『2020年代のまちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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