感想・レビュー・書評

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  • 宇野さんが提唱する「遅いインターネット」。インターネットは自分にとって都合のいい解釈を取り入れるための装置となってしまった今、私たちはゼロイチで物事に即座に判断を下すのではなく、しっかりと考える必要がある。そのような現状をどう超克するか、筆者の挑戦と熱狂がうかがえる。
    いずれの記事も考えさせられるものばかりで、遅いインターネットの世界観をまずはこの本が体現していると感じた。

  • 宇野常寛ここにありって感じ。数年前の人文科学の界隈で東浩紀とかとバトってた宇野ちゃんだったけど、今はこんなところにいたとは。落合陽一を発掘して、ビジネスマッチョな世界に片足突っ込みながら、意外にフットワークが軽い。しかし持ち前のねちっこさは健在で、その眼識から浅薄な識者たちを切り続けている感じ。Planets10。今回は戦争と平和。

    18.12.25

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著者プロフィール

1978年生まれ。評論家。批評誌「PLANETS」「モノノメ」編集長。主著に『ゼロ年代の想像力』『母性のディストピア』(早川書房刊)、『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『水曜日は働かない』『砂漠と異人たち』。

「2023年 『2020年代のまちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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