シーボルト『NIPPON』の書誌学研究

著者 :
  • 花乱社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905327677

作品紹介・あらすじ

日本でおこなった公汎な博物調査をもとに,シーボルトが帰国後約20年間にわたり制作・刊行した『NIPPON』は,1800年代の日本の社会・産業技術・文化・風習・地図などの膨大な情報を収め,「未知の国日本」鮮明に描き出した未完の大著であった。
当時最新の技術をもって製作された図版367枚を収録し,ドイツ語版に続き・フランス・ロシア語版も刊行された。
現在,各国・各地に残る刊本・資料を渉猟し比較精査,その制作・印刷・出版過程を明らかにすることで,出版当時の『NIPPON』の復元を試み,壮大な出版事業とその構想の全貌に迫る。貴重図版305点掲載。

著者プロフィール

1959年、佐賀県唐津生まれ。九州大学九州文化史研究所助手・九州大学総合研究博物館助教授を経て、現在、西南学院大学国際文化学部教授。文学博士。西南学院大学博物館館長。
【主著】『大名権力と走り者の研究』(校倉書房、1995年)、『逃げる百姓、追う大名』(中公新書、2002年)、『古地図の中の福岡・博多─1800年頃の町並み』(編著、海鳥社、2005年)、『ケンペルやシーボルトたちが見た九州、そしてニッポン』(編著、海鳥社、2009年)、『九州の一揆・打ちこわし』(海鳥社、2009年)、『シーボルト年表─生涯とその業績』(共著、八坂書房、2014年)、『シーボルト蒐集和書目録』(共編、八木書店、2015年)、『鯨取りの社会史─シーボルトや江戸の学者たちが見た日本捕鯨』(共著、花乱社、2016年)、『シーボルト『NIPPON』の書誌学研究』(花乱社、2017年)

「2021年 『伝えられた「日本」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮崎克則の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×