ヨガ・ボディ: ポーズ練習の起源

制作 : スズケー(ハート*フール)  喜多千草 
  • 大隅書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905328063

作品紹介・あらすじ

今日、私たちはヨガと言えば独特のポーズを連想するが、ポーズ練習を中心に据えたそのスタイルは、なんとインド古来のものではなく、19世紀末から20世紀初頭にかけての近代化に際して、欧米の体育、ボディビル、女子体操などの要素を取り入れながら、インド国民のための体育の技法として創られたものだった! ヨガ実践者が読んでおくべき最も洗練されたヨガの教養書のひとつであり、近現代の歴史書としてもすこぶる興味深い一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この本は、ヨガのイメージの多くが、どうして出来上がってきたかを丁寧に教えてくれます。多彩なイメージにはそれぞれ根拠が有り、特に欧米での紹介のされようによって、ある特定の付随するイメージが出来上がっていったことがわかります。例えば、ヨガがオカルト的なイメージと結びついた理由の一つが、20世紀初頭のイギリス人黒魔術師がヨーロッパに紹介した際に、密教ヨガをインドの性の奥義と関係があるとしていたせいだった、などということも書かれています。また「肩こりに効くポーズ」などというように、ポーズのひとつひとつにどういう治療的効用があるのかという紹介の仕方は、ヨガの近代化の流れの中で19世紀末に始まり、1930年代から40年代にかけてヨガが自然治療に取り込まれる中で定着してきたことも説明されています。

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著者プロフィール

ケンブリッジ大学神学部にて博士号取得。近代国際ヨガについての研究・執筆を行っており、本書以外の著書に、Roots of Yoga(2015)、編書に、Yoga in the Modern World, Contemporary Perspectives(2008)、Gurus of Modern Yoga(2013)などがある。ヨガの実践者としても、サトヤナンダ・ヨガ、アイアンガー・ヨガでは、認定講師の資格を持つ。現在、アメリカのインド研究所の研究フェローとして、インドのジョドプル滞在中。

「2014年 『ヨガ・ボディ ポーズ練習の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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