- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905349082
作品紹介・あらすじ
トリニトロンのタコの赤ちゃん、ウォークマンを聞くサル-。今も記憶に残るソニーのCMの数々…。しかし、ソニーブランドを真にグローバル化したものは何だったのか?舞台裏に隠された巧妙な戦略。初めて語られる、"かっこいいソニー"の、"かっこいい作り方"。
感想・レビュー・書評
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【配置場所】特集コーナー【請求記号】540.67||S【資料ID】91120216
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ビクターがソニーのブランドのお手本だった。
海外販路の拡大スピードにすべてが引っ張られていた。ソニーが世界伝播したのは電池のおかげ。
ソニーはキラーコンテンツを集めようとしていたがダメだった。 -
ブランディングを起源・製品・CI・宣伝・広告・広報などの軸から。ソニーはなぜソニーにらなったか。
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企業のブランド価値の作られ方がわかった。
どの市場にでていくかで企業価値を自分でつくりあげていく会社として、ヤマハをあげていたけど、確かにヤマハはおもしろい立ち位置にいるよね。
糸井重里あたりから日本の広告が「つぶやき」になっていって、グローバルで通用しないものになっていく、というのは興味深かった。
(確かに、あのころMac OSにも「おにぎり」というネーミングをつけたりなんて、文化としての広告がおしだされていたなあ、と。)
あと、宣伝の対象として、一般消費者だけではなく流通への意識が大きいというのも納得した。-
企業のブランド価値の作られ方がわかった。
どの市場にでていくかで企業価値を自分でつくりあげていく会社として、ヤマハをあげていたけど、確かに...企業のブランド価値の作られ方がわかった。
どの市場にでていくかで企業価値を自分でつくりあげていく会社として、ヤマハをあげていたけど、確かにヤマハはおもしろい立ち位置にいるよね。
糸井重里あたりから日本の広告が「つぶやき」になっていって、グローバルで通用しないものになっていく、というのは興味深かった。
(確かに、あのころMac OSにも「おにぎり」というネーミングをつけたりなんて、文化としての広告がおしだされていたなあ、と。)
あと、宣伝の対象として、一般消費者だけではなく流通への意識が大きいというのも納得した。
2013/04/06
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アカデミックなコンサルタントなブランド本を読んでもピンとこなかったけれど、これを読んではっきりした。やっぱり、中の人がそう意識しているから、そういう企業になるんだと。
SONYがキレキレでビカビカの格好いいイメージだったのは、Appleが今そうなのと同じで、中の人がそういうイメージを持って働いていたからとそういうイメージを実現しようとしていた人が権力を持っていたからと分かったのが収穫。
最近読んだビジネス本の中では一番幅が広く、詭弁がなく、元気が出る。 -
後発のソニーが、いかにして「消費者が少し高い値段を払ってでも買いたいと思えるブランド」を構築してきたのか。シンプルで一貫していることが大事。
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ソニー信者の僕にしては、手に取ったのが奇跡とも言える、いかにもソニー批判というタイトル。
実際に読んでみると、『やっぱりソニー』の内容でした。
ソニー創業者がブランディングでお手本にしたのはビクターだそうですが、その後はヤマハを意識したそうです。
お客様への満足の与え方が他とは全然違う、とのこと。
わずか1ページの記載でしたが、これだけでも買って良かったです。 -
非常なスピードで読んでしまう。
80年代の広告コピー全盛期に、かえって日本は引きこもってしまった(世界には通用しない広告だけが山のように提案された)という指摘は、今となっては沁みる。
エレクトロニクス企業としてのSONYの明日は、きっとあると思う。ブランドに一本心が通れば。 -
いつだってSONYは特別だった。そうAppleと出会うまでは。
いわゆるSONY本ではなく少し予想外だったが、ブランドとビジネスの根幹についての言及は非常に面白く、一気に読む事が出来た。