生徒に『私はできる! 』と思わせる超・積極的指導法

著者 :
  • 学芸みらい社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905374411

作品紹介・あらすじ

子ども一人ひとりを見ていれば、その子が何を求めているかが見えてくる。14年の間、日々中学生と関わる中で見えたのは、自尊心を向上させてほしいという願いであった。つまり子どもの教育の際、子どものセルフエスティーム(自己肯定感)を高く保つことが何より大切だ。基本は「教えて褒める」、積極的な生徒指導なのである。すなわち「教師は太陽であれ」、教師自身が隅々まで分け隔てなく照らし続ける太陽として生きることが、生徒を救う。本書にはその具体的な実践例を多数収めた。

感想・レビュー・書評

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  • いつ購入したか本当によくわからないが、本棚にあった。今年から教師となったので読んでみることにした。

    日頃から感じているが、目の前の指導すべきことから逃げないことが大事と書かれており、気持ちが少し救われた。
    おおよそ生徒指導主任という学校全体を動かす目線で書かれているので、自分の学校の生徒指導主任もこういう視点で進めているのだろう。もっと一緒にやっていける教師になりたいと思った。

  • 2016/10/26

  • この人の言うことには力がある。多分、自分は大きなことを言うだけの仕事、努力をしている、という絶対的な自負と自信に裏打ちされているからだろう。褒めて伸ばす。言うは易し、行うは難し。生理的には嫌いなタイプのような感じがプンプンするが、尊敬できる。それで本当に子供は伸びるのか?そうきましたか。この二つの言葉は常に意識したい。特に部活動指導のときは。本も読む。勉強をする。自分から動く。こうやって羅列すると、当たり前のことばかりだな。

  • 「自己肯定感の高い大人にしか、自己肯定感の高い子どもは育てられない」。長谷川氏の言葉ではないが、自分にとってはこの一文に価値があった。だから教師は根暗ではいけない。だから教師はマイナス思考ではいけない。たとえそうだとしてもそこからはい上がろうとする姿勢がなければいけない。そう思った。

  • 長谷川先生の実践はアツい!愛がある。中学生という多感な時期の生徒相手に、自己肯定感を育てた指導が具体的に書いてある。荒んだ心からスタートした生徒も劇的に変わった長谷川先生の指導法や教育論が書かれた素晴らしい本。

  • 長谷川先生、本当にすごい。
    子供達の自己肯定感を高める教育、本当に大切だと思う。
    中学だから手遅れってわけじゃなく、
    私は早い段階で、高めてあげたい高めてあげたいと思っているんだ。

    勉強になりました。

    がんばろー!

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著者プロフィール

埼玉県公立中学校教諭、TOSS 副代表。『中学生にジーンと響く道徳話100 選』『長谷川博之の学級通信365 日全記録』等、注目書多数。

「2022年 『学習者端末 活用事例付 国語教科書のわかる教え方 5・6年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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