- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905374756
作品紹介・あらすじ
日本のすべての教師に勇気と自信を与えつづける永遠の名著!技術があれば授業がうまくなり、子供たちは学校が好きになる。
感想・レビュー・書評
-
この本を最初に読んだのは10年前。教師になったばかりで、この本に書かれてある授業の原則を意識しながら授業を行った。後輩ができると、この原則の視点から授業を見てアドバイスすることもあった。
教師生活も10年目を迎え、自分の授業をもう一度見直したいと思って手に取った。スポーツ選手が基本を大切にするように、自分も授業の原則という基本に立ち返って授業改善を図りたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半の授業の原則は勉強になったが、それ以降はTOSSや向山実践がゴリ押しされている印象だった。
-
10の原則
1.趣意説明の原則
2.一時一事の原則
3.簡明の原則
4.全員の原則
5.所・時・物の原則
6.細分化の原則
7.空白禁止の原則
8.確認の原則
9.個別評定の原則
10.激励の原則
好かれる教師は明るく優しく公平であって知性的。
子どもは教えてくれる先生に教わりたい。
子どもがきちんとしないのを、子どもや親のせいにしない。教師の仕事。 -
子どもたちがとっても楽しんで成長する授業を行うためにはまず定石となる授業の技術を身につけておく必要があることを納得した。それは例えば「一時に一事」であったり「発展課題は必ず準備しておく」ことであったりする。これらの授業の技術を身につけ発展させていくために、毎回の授業でどの面でどのようにして自分が成長していくかを決めてから授業をし、その結果がどうであったかを確認して次の目標へ繋げていくサイクルを日々行って成長していきたい、とこの本を読んで思った。
-
新版になって、ちゃんと新しい情報も入っていて良かったです。
とにかくこの10の原則は知っておいて損は無いと思います。 -
教育者として、明るく、公平で知的だけの精一杯頑張ります・一生懸命やります だけでは、全くもってプロではない。(去年1年目はそれで乗り切ったが、今年からは通用しないと痛感したので勉強します。。)
教育技術の定石を身につけ、色々な引き出しを授業を行えるようにしたい。
授業を見る力は、その人が持っている技量と比例するという言葉が本当にその通りだと思った。
私は他の教師の授業参観をしても、全体のぼやっとした雰囲気の「良かった、良くなかった」しか分からないが、先輩教師は、どの発問が良かったのか等の急所が見れていて、着眼点の差が顕だと感じていた。先輩の授業を見るためには、まずは自分の教育技術を高める必要があると学んだ。
後半TOSSの話が多かったですが、授業の原則など分かりやすく端的に実践と効果が書かれているので読みやすかったです!!
-
当時の時代にこの概念を打ち立てた向山氏は、天才だと思う。
-
色んな人に勧められてやっと読んだ。教師の仕事をする上で大切にしたいことをたくさん学べた。趣意説明などできてないことがあるから伸ばしていきたい。
-
私が教育実習時にお世話になった先生から頂いた一冊です。
「授業の原則10カ条」に照らし合わせながら、教師の言動を分析しています。
・「趣意説明の原則」:指示の意味を説明せよ
・「一時一事の原則」:一時に一事を指示せよ
などといった具体的な原則が挙げられ、それについて深く説明されていてとても分かりやすいです。
見方によっては「古典的な」「古臭い」教育書ですが、基礎基本を見直すことは重要であり、私自身多くの学びがありました。
【所在】:中央館2F 文庫・新書コーナー
【請求記号】:370.8//Ky4//1
【OPAC】: https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN0165003X?hit=3&caller=xc-search -
子どもとの関わり方がわかる。
向山洋一先生にどんどん惹かれていく。
一気に読み切りました。