大丈夫、死ぬには及ばない 今、大学生に何が起きているのか (みらいへの教育)

著者 :
  • 学芸みらい社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905374893

作品紹介・あらすじ

「なぜ生きなければいけないのでしょう?誰にも知られないように、この世界から消えてしまいたい」気づいてほしい。傷み、うつろう日々にも、生きていることのかすかで、そして確かな感触が君のなかにあることに-。「心の回復力」を育てる、事故と自己の現象学からの提言。

感想・レビュー・書評

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  • 学生たちに心の安定化をもたらし、それを高め、展開するための細菌や寄生虫になること。
    哲学とは経験を手がかりに生そのものの可能性、生きることの可能性に向けて問いを立てながら接近していくことである。生の余白にあるのは死ではなく、別の生である。
    学生時代、この先生の授業を受けたことがあります。一般教養の授業では一番印象に残っており、今回も読んでみたところやはり面白かった。香山さんの帯は損をしているのでは。

  • 救われました。ありがとう。

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著者プロフィール

1974年、北海道生。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。
文学博士。自治医科大学総合教育部門(哲学)教授を経て現在、東洋大学
文学部哲学科教授。専門は現象学・環境哲学・リハビリテーションの科学哲学。
著書に『大丈夫、死ぬには及ばない──今、大学生に何が起きているのか』
(学芸みらい社)『壊れながら立ち上がり続ける――個の変容の哲学』
(青土社)など多数。

「2022年 『絶滅へようこそ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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