怒らない練習

  • サンガ
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感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905425403

感想・レビュー・書評

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  • 『怒らない練習』(サンガ刊)刊行記念イベント アルボムッレ・スマナサーラ × しりあがり寿 トークショー&サイン会

    2013年6月13日(木) / 蔦屋書店2号館 1階 カフェスペース

    『怒らない練習』は、ベストセラー『怒らないこと』『怒らないこと2』(累計36万部)の実践編です。

    『怒らないこと』は反響を呼び、数多くの手紙が編集部に寄せられました。
    そこには「本を出してくれてありがとう」という感謝の言葉とともに
    「でも実際に怒らないのは難しいです。どうしたらいいの?」
    という意見がありました。

    その疑問を解決するために実践編として『怒らない練習』ができました。
    今回は、アルボムッレ・スマナサーラ長老と しりあがり寿先生を迎えての「トークショー&サイン会」です。

    書籍の製作秘話から、怒らない秘訣について語ります。
    疑問があれば、参加して質問してみませんか?
    皆さまのご来場お待ちしております。

    【参加方法】
    下記対象書籍を御予約・御購入いただいた方に参加整理券をお渡しいたします(電話予約可)。
    『怒らない練習』(サンガ/1365円/2013年4月)
    代官山DAIKANYAMA T-SITE
    http://tsite.jp/daikanyama/event/001770.html
    日本テーラワーダ仏教協会
    http://www.j-theravada.net/
    サンガ(samgha)
    http://www.samgha.co.jp/

  • ・幸福は自分の心が作る。
    ・怒ることで失うものは何か。
    ・相手に期待して期待通りにならずに怒るのは勝手に期待した自分のせい。

  • 図書館

  • 同じ著者の「怒らないこと」という本を持っているが、
    こちらはイラストがついていたり、横書きでフォントもかわいいかんじでよりとっつきやすい印象。

  • ほとんど心にスッと入ってくる内容では合ったが、
    終盤の「仮に家族が殺された場合、加害者に死刑を望むのはやめたほうがいい」で、ん?となった。

    自分の最愛の妻娘が殺された光市母子殺害事件のような事件に実際に自分があってもそれと同じことが自分には言えるのか疑問である。

    ただ怒りのコントロールの面での内容は仏教の教えについてかなり役立つもので、実際時間があったら読んで見るように他人にも勧めたい本ではある。

    社会的地位の高さ、収入、名誉などのヒエラルキーでは上位に位置する人が、自分の感情をコントロールできていない状態を目の当たりにしてきた。
    あれは今思えば自分にもそのような節があり、それを自分に自覚させてくれるための出会いだったのかなと今は思うことにしている。今後はこの本にあるように怒りのコントロールを練習し、俗世間の感情とは一歩違ったものを持ちながら人生を終わらせていきたいと思った。

  • 世の中のありとあらゆるすべてのものは 、不完全です 。それが本来の姿なのです 。ですから完璧です 。
    自分勝手なところがあるから、誰かに対する期待があるから、怒りが生まれる。無くすのは難しいが、考え方次第。自分の怒りを冷静に見る、相手の怒りを怒りで返さない。とか色々。

  • 冷静に自分の怒りの種類を考える参考になった。
    仏教の考え方はなかなかに難しい

  • 本の構成に納得がいかず、モヤっとする本だった。

    本のはじめは、怒りの種類をイラスト付きで説明されているから分かりやすいと思ったけれど、それ以降はひたすら作文みたいにしんどい文章が続く。

    一つ一つの章がほぼ文字のみで長く、言わんとしていることがぼやけた印象。
    怒るのは自分のせい、笑顔が解毒剤など、どれもどこかで聞いた話をやけに悠長に語る。
    仏教ベースの本だからか、その割に対策はあっさり書かれていてちょっと出家しないとついていけなさそう。なんだか自分には分かりづらく心に響かないから頭に入ってこないよ。
    自我のくだりとか、理解できず混乱した部分もあったし、共感できないところも多かった。
    テーマがテーマだけに、長ったらしいお説教を受けているようだ。

    どれも大切ということなのか?
    でも要点はマーカーだけじゃなくまとめてもらいたかった。
    How to本なら、短気な人向けでもあるなら、なおさら分かりやすい配慮をしてほしかったな。
    実践したい時に方法が書いてある箇所がとても探しづらい。

  • チエックリストによると今の怒りの感情は、
    ・基本的な怒り ドーサ
    ・嫉妬 イッサー

    観察すれば、怒りは消える。
    =ヴィパッサナー瞑想

    微妙で弱い怒りに気付く訓練をする。

    今すぐ笑えば、怒りは消えてゆく。
    世の中には完全なものは何もなく、全ての現象には必ずおかしなところがある。そのズレを発見して笑ってしまえばいい。
    1,自分のことを
    2,周りで起こる出来事を
    ものごとが多面的に見えることは、智慧。

  • 仏教の考え方をもとにしたアンガーマネジメントの本、かな。
    著者についての予備知識は無し、一般的なアンガーマネジメント本だと思って図書館で借りました(アンガーマネジメントの本自体、ほとんど初めてだったのでもしかするとこれが一般的なのかもしれませんが…)

    感想。私にはあわなかったかな。
    考え方として面白いと思う部分はあったものの、展開の仕方が理屈っぽいというか、それが出来たら苦労しないというか…
    素直な気持ちで最後まで読めば意識が変わるのかもしれません。
    半分くらいで読むのをやめたので評価はなしです。

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集』『ブッダの実践心理学(アビダンマ講義シリーズ 全八巻)』(藤本晃氏との共著)(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国Wisdom Publications)など多数。

「2023年 『ヴィパッサナー瞑想 図解実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アルボムッレ・スマナサーラの作品

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