- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905447863
作品紹介・あらすじ
ガード下、闇市跡、花街の名残。昭和の黒幕たちが愛した街。ニュー新橋ビル、スタジオジブリ、謎の壁画、新橋系ナポリタン…新橋には多くの秘密が埋まっている。
感想・レビュー・書評
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良い。新橋という街には少なからず思い入れがあって、会社員時代、誰か友人と飲む時は大抵中間地点となるここに集まって飲んだものだった。
自分が知っている一面、まったく知らなかった一面。両方に触れられた。
別著作も読んでみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新橋の歴史と現在がわかる。徳間書店のコアはアサ芸。本社新橋。朝堂院大覚も新橋にいて子供が70人近くいる。
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著者の「東京の異界シリーズ」第4弾。とは言っても私にとっては「東京最後の異界 鶯谷」からの2冊目。単なる新橋ディープスポットの紹介ではなく、新橋に縁の深い人物への取材もしていて、またその人物にスタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫(何と徳間書店時代に「アサヒ芸能」(!!)の記者をやってたとの事)や謎に包まれたフィクサー朝堂院大覚などのインタビューがあるのがすごし。こりゃ、残りの2冊の異界シリーズも早く読まんといかんな。
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ニュー新橋ビル、スタジオジブリ、謎の壁画、新橋系ナポリタン…。新橋には多くの秘密が埋まっている。「東京最後の異界鶯谷」の著者が、再開発計画によって昭和の風景が消えてしまう前の新橋を訪ね歩く。
新橋といえば最近は「ほろ酔いのサラリーマンがテレビの街頭インタビューに答えるところ」のイメージが強い。でも著者が歩く新橋は昭和の香りが色濃く、実に人間臭い。私も数年前までは年に1~2回は新橋で飲んでいたため、興味深く読ませてもらった。
(B) -
オヤジサラリーマンの街、新橋。
ヤミ市を起源に多くの顔を持っている新橋を巡る
ノンフィクション本です。
おじいちゃん、おばあちゃんの街頭インタービューと言えば巣鴨。サラリーマンとくれば、なぜ新橋なのか。
繁華街には付き物のラブホテル街がなぜ新橋には
ないのか。
など、現代社会の縮図が凝縮された新橋を知ること
ができる一冊です。 -
やっぱりこの著者あまり好きじゃないんよなあ
といいつつ読んでるけど…… -
新橋に勤めていたことがあり、説明不能の思い入れがあることから手に取った。
が。
『鶯谷』と同じ著者。
装丁はすごくいいと思う。 -
よく飲みにいく街の歴史に興味があって借りてみた。
おもしろかった -
新橋の書店に平積みになっていて、新橋のサラリーマンは即購入。アンダーグラウンドな場所をそれぞれ紹介していくのかと思ったら、還暦を迎えた著者が昔を懐古しながら訪ねて行ったり、調べたり。飲み屋、風俗、フィクサー、ニュー新橋ビルいろいろと登場。新橋のサラリーマンになり10年、まだまだ知らないことも多い。