「大国」日本の防衛政策――防衛大綱に至る過程 1968~1976年

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  • 吉田書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905497929

作品紹介・あらすじ

戦後日本の防衛政策はいかに形作られたか。
1950年代から始まる数次の防衛力整備計画を「防衛力再建」の過程と捉えてつぶさに観察し、二度の安保騒動や北朝鮮帰国事業、尖閣諸島問題への防衛庁・自衛隊の対応にも触れつつ、歴史的文脈から1976年決定の「防衛大綱」を捉える。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:392.1A/Sa61t//K

  • ・寝防衛力装備計画(四次防)における中曽根の役割は、思ったより相当低かった。
    ・玉虫色の防衛大綱、久保が最後に色を塗り替えたのが残っちゃったんだね。(なんとまあ・・・
    ・ポスト四次防まで、開示は後回しにされて割を食っていた
    ・基盤的防衛力構想は、玉虫色に読めるために、30年以上も生き残った。

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著者プロフィール

1983年、北海道生まれ。駒澤大学法学部政治学科卒業、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士後期課程修了。博士(社会デザイン学)。
立教大学社会デザイン研究所研究員、桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師、明星大学通信教育部非常勤講師。
〔主要業績〕論文に、「防衛官僚・久保卓也とその安全保障構想――その先見性と背景」(河野康子・渡邉昭夫編『安全保障政策と戦後日本 1972~1994――記憶と記録の中の日米安保』千倉書房、2016年)、共編書に、秋山昌廣著『元防衛事務次官秋山昌廣回顧録――冷戦後の安全保障と防衛交流』(吉田書店、2018年)など。

「2021年 『「大国」日本の防衛政策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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