雨ニモマケズ Rain Won't

著者 :
制作 : こどもくらぶ  山村浩二  アーサー・ビナード/英訳 
  • 今人舎
3.73
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本棚登録 : 72
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905530268

作品紹介・あらすじ

アニメーション作家・山村浩二の絵と詩人・アーサー・ビナードの新訳が出会う、本当の宮沢賢治の里山。

感想・レビュー・書評

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  • ●だいぶ前に、本の目利きのお友達から借りたもの。そろそろ返さなくては、と手にとって一気に読んだ。山村浩二さんの絵の豊かな田園風景は懐かしくて美しく、アーサー・ビナードさんの英語の詩にはうなりながら読んだ。勉強のため、先に英文を読んでから、日本語を見たのだけど、ああ、この単語や表現を選ぶんだな、すごく賢治のことを理解して訳されているんだな、とこの方のされる仕事の誠実さというのか、表現力のすごさといってよいのか、を改めて感じた。
    ●私は学生時代に賢治を敬愛?する教授の講義で苦労したので、賢治と来ると、今もどうしても苦手意識がよみがえって思わず避けようとしてしまうのだけど、この方の訳で賢治の偉大さ、明晰さ、人としてのまっとうさといっていよいのか、言葉にしにくいけれど、魅力が理解できた気がする。賢治はあの時代に、かなりのことを見通していたのだと、今更ながら驚かされる。詩の翻訳は、いつも訳すのにかなり苦労するのだけど、深く理解している人にはちゃんとできるのだ、と感じた。
    ●「あとがきにかえて」も、とても心にしみる文章なのだけど、最後に「この『雨ニモマケズ』がうんと近い、当たり前の生態系になる流れを、今のぼくらがつくらなければ」ということばはきちんと受け止めて日々行動につなげて行きたい。それにしても、賢治のこの詩に、この「あとがきにかえて」がつながってくるというのは驚きなのだけど、アーサー・ビナードさんの視野の広さ、ものごとのつながりを見通す能力を示しているのだと感じる。
    ●この方の書かれる文章はたぐいまれなパワーを放っていると思う。幅広い層の日本人が読める日本語であとがきにかえて、を書いて下さってありがとう。そして、この本を教えてくれたお友達にも深く感謝しています。この絵本は自分では決して手に取らなかったと思うので。

  • なじんでいる宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の英訳
    完全に理解したわけではないが
    「ほー、こういう表現をするんだ」
    とか、なかなか面白い
    あとがきにあるように、現代の日本の状況は
    かけ離れてしまってはいるが・・・
    絵が繊細で美しい
    前面に小さな生物を描いているのがいいなあ
    《 届かない 忘れてならぬ 原風景 》

  • こういう訳し方があるのですね。感嘆!

  • アーサー・ビナードによる雨ニモマケズ英訳。
    英訳の是非は自分には判断できないけどまた違う響きがあって良い。そしてイラストのざっくりとした風景や草木が素敵だ。

  • 絵本です。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の英訳。
    翻訳というのはどういうことなのか、
    字面そのままに訳すとI will not lose to rain ?
    でも時代や場所や作者の伝記から色々と想像しながら、それが異なる言語の人にも伝わるようにと考え抜かれた言葉なんだな、と気づかされます。(i44)

    • knslさん
      6年生?中学生かな?
      6年生?中学生かな?
      2014/04/02
  • 後書きに一番惹かれた。

  • 宮沢賢治の「雨ニモマケズ 」を「さがしています」のアーサー・ビナード が英訳。
    原文と英文が描かれている。
    本の大きさがあるので原文に沿った絵に迫力がある。

    賢治の理想の日本は今の日本で考えてはいけないということらしい。
    雨にしても酸性雨の雨のことではないし、お米にしてもベクレルを気にしたものではないとか。
    あとがきが気にくわない。

  • 『雨ニモマケズ Rain Won’t』刊行記念 山村浩二絵本原画展・イベントのご案内
     今人舎では、11月上旬に『雨ニモマケズ Rain Won’t』を刊行いたします。 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を詩人・アーサー・ビナード氏が英訳し、作品の舞台となった里山の自然を、世界的なアニメーション作家・山村浩二氏が生き生きと描きました。
     刊行を記念して、下記の通り原画展・イベントを開催いたします。
    【山村浩二絵本原画展】
    ■日時:2013年10月31日(木)~11月5日(火)
    11時~19時(最終日は17時まで)
    入場無料
    ■場所:GALLERY BIBLIO(ギャラリービブリオ)
    JR中央線国立駅南口より徒歩2分
    東京都国立市中1-10-38

    【山村浩二氏サイン会】
    ■日時:2013年11月3日(日)
    11:30~/14:30~ (各回30分)

    【アーサー・ビナード氏朗読会&サイン会】
    ■日時:2013年11月5日(火)
    15:00~(15:30よりサイン会)

    ※サインは『雨ニモマケズ Rain Won't』のみを対象とさせて頂きます。
    ※当書籍は、原画展期間中、ギャラリービブリオ、天下市・今人舎テント(11/2・3・4)、近隣書店にてお買い求め頂けます。

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著者プロフィール

大正・昭和時代の詩人・童話作家。岩手県出身。農学校の教師をしながら,詩や童話を書いた。『銀河鉄道の夜』『どんぐりと山猫』等の童話や、詩『雨ニモマケズ』など名作を多数創作。

「2018年 『注文の多い料理店/野ばら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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