欲望という名の電車: 新訳

  • 慧文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905849308

作品紹介・あらすじ

1947年のブロードウェー初演でマーロン・ブランドが好演し、ピューリッツァ賞を受賞、1951年作の映画ではヴィヴィアン・リーがアカデミー主演女優賞を受賞した近代戯曲のあの傑作を清新な新訳で!本書は、2002年Bunkamura製作、蜷川幸雄演出、大竹しのぶ・堤真一・寺島しのぶ・六平直政ほか出演の舞台版に加筆・修正を加えたものです。

感想・レビュー・書評

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  • ニューオーリンズ、アメリカなどを舞台とした作品です。

  • 映画が好きで読んだ本。

    ぞっとする結末。
    「私が死ぬ日は、洗っていない葡萄を食べる」という科白が印象的だった。

  • 軽く、さらっと読めるのに、なんとも後味悪く、お姉さんがなんとも痛々しくて。暗く、なんだか救われない話でした。しかしそういうのとても好きです。
    以前篠井英介さんが舞台をされたそうですが、本当に見たかった。再演を切に願っています。

  • 09/10/18追記 私のちいさな脳みそが思いつくことなんて、誰でも思いつくのです。大竹しのぶ、堤真一、寺島しのぶ…夢の三人ですね。 見たかった。






    その後文庫で読んだ。
    ぴったり過ぎる。
    健康な猥雑、適度な暗さ、自身をさらけ出す自信(言葉遊びかよ)、素直で率直で一見単純な感情表出、リーダー格・・・誰か山本スタンレーで大劇場にかけてくれ!(壊れた)
    ヒロインは、(演劇的に)素敵過ぎて、いい人が思いつかない。大竹しのぶさんあたり?(年行き過ぎですか?失礼ですかすいません!)








    【※読んでみたい本】少し前に恩田陸の「チョコレートコスモス」という、とっても楽しい本を読んだのですが、そこに出てきた戯曲がこれ。
    また、三谷さんが、「僕の夢は、山本耕史のスタンレーで、『欲望という名の電車』を演出すること」と言っていたのがおそろしく印象に残っている。「チョコレートコスモス」の一節を思い出し、全幕通して読んだこともないくせに、猛烈に「見たい。どうしても見たい。どうしようどうしよう」と悶えたことも。(演劇バカめ)
    07/06/09

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著者プロフィール

1911-1983。アメリカ合衆国ミシシッピ州生まれの劇作家。約60の戯曲と2冊の詩集を出版している。1944年に『ガラスの動物園』がブロードウェイで大成功を収め、1948年には『欲望という名の電車』で、1955年には『熱いトタン屋根の猫』でピューリツァー賞を受賞している。

「2019年 『西洋能 男が死ぬ日 他2篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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