村落共同体と性的規範: 夜這い概論

著者 :
  • 言叢社
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905913450

作品紹介・あらすじ

1920年代〜30年代西日本の解体しつつある農村社会に足をつけ、みずから経験した性習俗を拡張しながら膨大な聞き書きを重ねてなった性習俗規範の近代民衆史論。その独特の語りの文体は、柳田国男『明治大正史世相篇』が描くことのなかった近代民衆の等身の性の実像をはじめて描きだした。

著者プロフィール

本名栗山一夫、赤松啓介は筆名のうちのひとつ。民俗学者・考古学者。1909年(明治42)3月4日兵庫県加西郡下里村(現加西市)生まれ。30年代から社会運動に従事しつつ、民俗学・考古学の著書・論考を発表。39年(昭和14)唯物論研究会事件で検挙。戦後、50年(昭和25)民主主義科学者協会神戸支部局長、58年(昭和33)神戸市史編集委員、71年(昭和46)神戸市埋蔵文化財調査嘱託。2000年(平成12)3月26日死去

「2004年 『兵庫県郷土研究 予審終結決定・年譜・著作目録・総目次』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤松啓介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×