戦略・ドクトリン統合防衛革命―マハンからセブロウスキーまで米軍事革命思想家のアプローチに学ぶ
- かや書房 (2011年7月1日発売)


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- Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906124701
感想・レビュー・書評
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元海上自衛官が強い使命感を持って後進や防衛に関わる官民の人々のために書いた本。著者の熱が凄い。
米海軍がいかに軍事思想に革命をもたらしてきたかを知り、そして日米防衛力の差は技術だけによるものではなく指導者の知的な差によるものだとして、統合防衛革命を実現することが本書の目的であるとしている。
米海大が創立されてから興隆を迎えるまでの歴史の紹介が厚く、米海軍の力の源泉を理解できた。
米海大創設者のルース、War Gameのマカーティ・リトル、シーパワー戦略論のマハン、ドクトリン+システムのシムズ、健全なる軍事判決のカルブファス、計算されたリスクのスプルーアンス、CICコンセプトのワイリー、システム分析のズムウォルト、アカデミズムのターナー、OODAループのボイド、統合指向の海軍革命のオーエンス、NCWのセブロウスキーなど、さまざま軍人と功績を知ることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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