- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906379330
感想・レビュー・書評
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「生きてると、コチコチ音がするの」
男の子とくまさんとうさぎさん、ほっこり温かいお話。コチコチコチコチコチ、、、(13分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #きんいろのとけい #片山令子 #柳生まち子 #クレヨンハウス詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「「いいものみつけたんだ」
「どれ、みせて」
うさぎは、耳をぴくっといわせていいました。
「あれ?コチコチいってる。これ生きてるのよ」
「生きてると、コチコチ音がするの?」
「そうよ。ほら、わたしの音、きいてみて」
くまは、うさぎのむねに耳をあててみました。
コチコチ音がきこえてきます。それから
とけいに耳をあててみると・・・
「ほんとだ!おんなじ音がしてる」
「ね。きっとこれ、なにかのあかちゃんなのよ。
もとのところに、もどしてやらなくちゃ」」 -
柳生まちこさんの絵は、優しい色合いで野の草花を描いていて、すてき。カラフルな小鳥たちも。
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次々と動物がでてくるので子供たちは楽しそうに聞いてましたよ♪
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男の子が持っている金色の古い懐中時計は大好きだったおじいさんのもの。
ある日、森に出かけた男の子はきれいなスミレ色の蝶を追いかけているうちに時計を草原に出したまま忘れて行ってしまいます。
時計を初めて見た動物達が音を聞いて生きていると思い、赤ちゃんや卵だと勘違いして世話を焼く姿がかわいい。
最後、戻ってきた時計の音を目を閉じて聞いている男の子の表情が好きです。
時計を大切に思う気持ちが伝わってくるようです。
著者プロフィール
片山令子の作品






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