落語絵本 一 ばけものつかい

著者 :
  • クレヨンハウス
3.95
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本棚登録 : 670
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906379491

作品紹介・あらすじ

ばけものが出ると噂の、古い屋敷へ引っ越したご隠居さん。
噂通り、庭の障子がスーッと開いて、毎日ばけものたちが現れる。
でも、ご隠居さんは怖がるどころか、家事やら庭仕事やらと
ばけものたちをこき使うもんだから、みんなクタクタ。
さすがのばけものも、こんなところにもう住めない!?
ひと使いの荒いご隠居さん。ばけもの使いも荒かったよう。

感想・レビュー・書評

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  • 最後に著者が書いておられる、落語とこの絵本との違いを読むまで私はそもそも全くこの話を知らなかったので、普通にこの著者の狙いのオチにハマり、面白かった。

  • おおだなのご隠居さんが、奉公人の九蔵さんを連れて<おばけ屋敷>と噂のたかい、古い大きなお屋敷に引越しました。九蔵さんは「おら、人つかいの荒いご隠居には我慢できるんだけんど、バケモノだけは我慢できねえ! お暇をいただきたいんで・・」ご隠居は「おばけがなんだ!」と、よく働く九蔵を説得しましたが、諦めざるをえませんでした。その夜、庭の障子がス-ツと開いて現れたのは、<一つ目小僧>でした。ご隠居は待ってましたとばかり、奉公人の役目一切を任せて寝てしまうのでした。 〝オバケつかいのご隠居vs.奉公人オバケ〟の一席。

  • 2023年12月13日 園で。テレビ絵本で見てたやつ!

  • 「まんじゅうこわい」に、この「ばけものつかい」に出てくるおばけ達が出演していました。

  • これは化け物じゃないよ。正体は「●●●」だ!!と読み聞かせる前から言われたので、興味あって絵を見ていたのでしょう。落語に親しむのに読んでみました。

  • ごいんきょさんがおばけが来てこわくならないってのがすごいなと思った。

  • ごいんきょさんの人使いの荒いのなんのって、これじゃあ人は寄りつかなければ、化けものだってよりつかない。

    いや〜面白い話で、落語家さんの話すのを実際に聞いてみたいと思う今日この頃でございやす!!

  • 5年2組 
    2023/11/17 6分
    楽しく聞いてくれました。
    5年生になるとおちもわかるようです。

  • 「ばけものやしき」といううわさのおやしきにひっこしてきた、ごいんきょさん。
    さてさて、どんなことがおこるでしょう。

  • 多分やろうと思えば何でも自分でできちゃうのよね、このご隠居さん。
    だからこそ性質が悪いというか。
    そして何でもできちゃうと言えば、この化け物さんも。
    器用すぎる。

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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