落語絵本 三 はつてんじん

著者 :
  • クレヨンハウス
3.95
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本棚登録 : 599
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906379668

作品紹介・あらすじ

学問の神様、菅原道真をまつる天満宮の縁日は毎月25日。
新年になってから、天満宮にはじめてお参りに行くことを、初天神といいます。
落語絵本、ますます好調の川端誠さんが描く『はつてんじん』。

感想・レビュー・書評

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  • 菅原道真公が祀ってある天満宮に、年が明けて初めてお参りに連れて行ってもらった<金坊(きんぼう)>。天満宮の境内の屋台店で 「あれ買って~、これ買って~」とねだる金坊と父親の織りなす豪快な父子の喋まくりと、逆転した親子関係に滲む可笑しさは、初天神参詣のご利益かもしれません。裏表紙の父子の後ろ姿には、得も言われぬ微笑ましさに和まされます。

  • おもしろい。
    テンポよく、読み聞かせたいですね。
    練習が必要です。

  • あとがきに「父子関係いろいろ言われますが、小手先のテクニックやらそんなもんよりとにかく父ちゃんと金坊にとって楽しい一日であったのは間違いない。これしかないと思って裏表紙の絵を決めました」とあり、そうやな!間違いないと激しく同意しました

    131017再読

    • あにやんさん
      あとがき 見逃してました(^^;
      あとがき 見逃してました(^^;
      2011/12/15
  • 2月の絵本読み聞かせで使用。
    落語だったので難しかったし、文字数も多くて大変だった。
    頑張ったのでなかなか受けた。
    落語家さんってほんとすごいと思った。

  • さいごのとうちゃんなんかつれてくるんじゃなかったー、それは子どもがいっしょに行くって言ったからしかたないと思った。

  • 図書館本。初天神にお参りに行き、凧を買わされてしまったお父さん。が、お父さんが凧にはまってしまい。川端誠さんの落語絵本。

  • 読了

  • 2023.2.9 6-1

  • 読みながら、ついクスクス・ニヤニヤしちゃう落語絵本。
    初天神へ子どもの金坊と同行を渋り「あんなに行儀の悪いやつはいない。親父の顔が見たいくらいだ」とボケて「それは、あんたじゃないか」と奥さんに速攻ツッコまれるお父さんに母が笑えば、7歳の息子は自分を重ねたのか、買い物をねだる金坊とお父さんのやり取りにムフフ…と笑いが零れる。愉快な笑いの落とし穴がそこかしこ。
    凧揚げからのオチもきれいにキマってスッキリ!
    やんちゃな金坊だけど、「父ちゃんと母ちゃんが病気をしませんように」のお参りにはホロリとさせられちゃうなぁw

  • 8分20

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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