「現代児童文学」をふりかえる (日本児童文化史叢書 14)

  • 久山社 (1997年2月5日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784906563746

感想・レビュー・書評

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  • 2014.8.28市立図書館
    ざっと読み返却。
    「戦争児童文学」についての論で、実は違う分野で「戦争児童文学」が伝達したいだろうことは若い世代に伝えられている、という一例として(エンターテインメントじゃないか、と眉をひそめる人も多いかもしれないが、と断りつつ)田中芳樹『銀河英雄伝説』をあげていて、なるほどと思った。
    その昔は、児童文学も娯楽小説の一部分ととらえられていたらしい。純文学と娯楽文学、大人の文学と子どもの文学、児童文学の中でも古典正統派と目されるものとエンタメ・ジャンクといわれるもの、なかなかすぱっと分けられるものではないと改めて知る。

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著者プロフィール

1955年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。千葉大学教授。『「家なき子」の旅』(平凡社)、『自分なりの読み方をしよう』(ポプラ社)、『〈現代児童文学〉をふりかえる』(久山社)など。

「2002年 『児童文学批評・事始め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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