安倍晋三の本性

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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906605200

作品紹介・あらすじ

「美しい国」とは、憲法と教育基本法を改悪し、自衛隊と米軍が一体化した「戦争をする国」のことか。タカ派首相と、日本最大の右翼組織「日本会議」で固めた新内閣の素顔を暴く。

感想・レビュー・書評

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  • 安倍さんの「美しい国へ」を読んでいたときに漠然と感じていた「危うさ」みたいなものを、この本ではかなり明示的に書いています。私はこの本の論評のように、明確には思わないまでも、ここの書かれているような方向性が匂うとは思うのです。

    特に印象深いのは、安倍首相のイメージがソフトなだけに、その裏に「普通の顔をした右翼の時代」がやってきていると言うところです。とは言え、最近の首相の行動では決断力やリーダー力に「?」が付くあたり、安倍さんは参謀的な役割がお似合いかもしれないですね。

    さらに、小泉政治の後継者のようであって、実は利益誘導型政治家であることが書かれている点も興味深いものです。ものは取りようっていう点もあるけど、こうした見方もあるという点ではなかなか面白い本でした。

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著者プロフィール

1941年福岡県生まれ。中央大学法学部卒。教科書検定訴訟を支援する全国連絡会常任委員などを経て、子どもと教科書全国ネット21事務局長、立正大学心理学部非常勤講師。
主な著作(共著を含む)
「小学校教科書を読む」「中学教科書はどう変えられたか」「高校教科書検定と今日の教科書問題の焦点」「ドキュメント「慰安婦」問題と教科書攻撃」「なぜ戦争責任を問題にするのか」「徹底検証 あぶない教科書」「あぶない教科書NO!」「教育基本法「改正」のここが問題」「安倍晋三の本性」他

「2016年 『日本会議の全貌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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