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- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906605200
作品紹介・あらすじ
「美しい国」とは、憲法と教育基本法を改悪し、自衛隊と米軍が一体化した「戦争をする国」のことか。タカ派首相と、日本最大の右翼組織「日本会議」で固めた新内閣の素顔を暴く。
感想・レビュー・書評
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安倍さんの「美しい国へ」を読んでいたときに漠然と感じていた「危うさ」みたいなものを、この本ではかなり明示的に書いています。私はこの本の論評のように、明確には思わないまでも、ここの書かれているような方向性が匂うとは思うのです。
特に印象深いのは、安倍首相のイメージがソフトなだけに、その裏に「普通の顔をした右翼の時代」がやってきていると言うところです。とは言え、最近の首相の行動では決断力やリーダー力に「?」が付くあたり、安倍さんは参謀的な役割がお似合いかもしれないですね。
さらに、小泉政治の後継者のようであって、実は利益誘導型政治家であることが書かれている点も興味深いものです。ものは取りようっていう点もあるけど、こうした見方もあるという点ではなかなか面白い本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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