7つの習慣最優先事項: 人生の選択と時間の原則

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  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906638116

作品紹介・あらすじ

『7つの習慣』で世界を揺るがせたスティーブン・コヴィーが再び放つ話題のベストセラー、ついに登場!「人生の本当の仕事」を探しに、いま知的冒険の旅が始まる。『7つの習慣』における最大のポイントを徹底追究。

感想・レビュー・書評

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  • 家族やチームメンバーなど、継続的に関係性の質を向上させて、互いに成長を促し、刺激し合いたい人たちと何度も一緒に味わいたい「7つの習慣」。本書はその中でも「第3の習慣、最優先事項から」にフォーカスして、チームメンバーと最優先事項を共有してシナジーを生み、安定感を醸成していく流れが解説されている。

    「7つの習慣」というコンセプトとは、特定の宗教を持たない日本人にとっては、人間関係についての経典や聖書に近い存在になれるんじゃないかな。

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    7つの習慣

  • 【読者】 人生の時間が足りなくてフラストレーションを抱えているすべてのひと

    【目的】 最も大切なことを優先させ、意義のある人生を送るための原則や方法を深く学ぶ

    【一押】 ミッション・ステートメントを作成して、重要事項を優先する生き方をする準備ができる

    【概要】 本書は4部構成となっている。
    「第一部 時計と羅針盤」:時間の使い方と重要事項とのギャップについて考える。多くの人は「最良」ができず「良」に留まっている。また緊急事項の処理に快感を覚える「緊急中毒」になっていることもある。そのような「緊急度」のパラダイムから「重要度」のパラダイムへ移らなくてはならない。そのためには三つの考え方を持つ必要がある。①人間としての4つのニーズ、②「真北」の原則の影響力、③人間の4つの独特な力である。
    「第二部 最優先しなければならない重要事項を探る」:「第二領域時間管理」の方法を紹介する。それは次の6ステップを踏むものである。①ビジョンとミッションを結び付ける、②自分の役割を確認する、③それぞれの役割に対して第二領域の目標を選ぶ、④「週ごとの意思決定」の体制作り、⑤選択の瞬間に誠実に行動する、⑥時間の使い方と活動を、週ごとに評価してみる
    「第三部 相互依存の相乗効果」:他人との相互依存についての問題点と可能性に取り組む。相互依存は「もの」ではなく「人」についてのパラダイムである。また「共有のビジョン」を持つことで組織として重要事項を優先できる。そこにおいては、重要なインサイド・アウトのエンパワーメントの仕方を考える。
    「第四部 原則中心の生き方における”力と安らぎ”」:「第二領域時間管理」が生活と行動の質をどのようにして向上させるのか(自己リーダシップ)、そして充実した意義のある人生をために失望とプライドをどう取り除くかを考える。また、原則に沿って生きている人の共通点を探る。

    【感想】 前作に引き続き、自分自身の生き方を考えさせる非常に意味のある本だった。今は仕事に多くの時間を割いているが、本当にそれが必要かは疑問に思っている。それは目的意識が薄く成長しているかの実感が湧かないためであり、重要度のパラダイムが持てないためである。つまり自分にはビジョンが足りていないのだ。そのためまず一刻も早くミッション・ステートメントを作る作業を開始し、「第二領域時間管理」を実践する必要がある。そうして初めて、自分の内的安定性を確かめられるのだろう。

  • ちょっとボリュームがありすぎるが、巻末の具体的な目標設定集は
    何度も眺めて学習価値ありと思う。

    真北 = 生き甲斐

    と置き換えて読むと理解しやすいのではないかと思った。

  • 人生が変わるほどの衝撃を受けた。
    今までずっと解決できなかった時間管理の方法を知ることができた。
    7つの習慣は読んだことがあったが、その中の1つ第3の習慣、最優先事項について7つの習慣と同じくらいの文量で書かれた本書。
    大きな石を先に入れる例えば腑に落ちた。
    そして、時間を管理するというのは行動を管理する事、行動を管理するのは良心に従うこと。
    全てが結びついている。
    小手先の時間術の本では学べない、人として守るべき原則を知ることができた。

    時間術に関する本を読んでも生活が改善されない人には是非読んで欲しい。

    ちなみにブックオフで300円で購入したのだが、300円で人生が変わるような体験ができるのも読書の魅力。
    ただ、あまりに申し訳無いので電子版をいずれ購入しようと思う。

  • 毎年恒例の年末定点読書

  • 2021.01.29 読了
    評価☆4.4で四捨五入☆4つ
    覚書
    第1部:時計と羅針盤(コンパス)
     第一章 死の床でどのくらいの人が
        「人生をもっと仕事場で過ごせばよかった」と
         思うだろうか
     第二章 緊急中毒
     第三章 生きること、愛すること、学ぶこと、
         そして貢献すること
    第2部 最優先しなければならない重要事項を探る
     第四章 第二領域時間管理
     第五章 ビジョンが発するエネルギー
     第六章 役割と役割の間のバランス
     第七章 目標のパワー
     第八章 週単位の視野
     第九章 「選択の瞬間」における誠実さ
     第十章 人生から学ぶこと
    第3部 相互依存の相乗効果
     第十一章 相互以前の現実
     第十二章 ほかの人と一緒に重要事項を優先する
     第十三章 インサイドアウトからのエンパワーメント
    第4章 原則中心の生き方における「力と安らぎ」
     第十四章 時間管理から自己リーダーシップの確立へ
     第十五章 結果としての「安らぎ」

    memo :原則、良心、集中の輪、ループ(輪)を閉じる
         相互依存・相乗効果

    7年前?の前作を読んで感銘を受けた後に断捨離w
    COVID-自粛中にもかかわらず計画倒れという失態が
    続き、改めておさらいしようと手に取った次第。
    時間管理学の上をいく良本だと思う。

  • 前作『7つの習慣』に出てくる第3の習慣(重要事項を優先する)をより深く詳細に掘り下げてまとめた本。原題は "FIRST THINGS FIRST"。
    緊急なこと×重要なことの4マスから成るマトリックスを用いて、第二領域(緊急ではないが重要なこと)を優先する時間管理のパラダイムを解説している。
    前作同様に分厚いので読むのは大変だが、一読の価値有り。

  • ビジネス書(自己啓発本)としてベストセラーになった「7つの習慣」の続編。「7つの習慣」で第三の習慣として挙げられている「重要事項を優先する」を重点的に取り上げている。

    本来、先ず「7つの習慣」を読むのだろうが、Amazonへの発注ミスでこちらを購入してしまった。順序が逆になってしまうが、「7つの習慣」を未読でも大丈夫なようなので、先にこちらを読んだ。

    時計と羅針盤、原則中心、WIN−WINなど多くの端的なキーワードに代表される著者の主張は、どれも納得でき、賛同できる。(実行できるかは別。)中でも、「第二領域時間管理」、「『最良』の敵は『良』」は、私にとって重要なポイントだった。

    本書で述べられていることの実践には、考え方のパラダイムシフトと相当な覚悟が必要だろうと思う。私にできるだろうか…

  • 【由来】
    ・amazonの関連本で

    【期待したもの】
    ・「七つの選択」もちゃんと読了してないが、レビューを見ると「時間の選択」について深く言及されているとのことで、GTD的な知見も得られるのではないか。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

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