レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)

  • スペースシャワーネットワーク
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906700592

作品紹介・あらすじ

全米で音楽書として異例のロング・セラーが日本上陸。世界的大ヒット曲の影で暗躍する一流スタジオ・ミュージシャンとは。

感想・レビュー・書評

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  • 音楽

  • モータウンにおけるファンク・ブラザースにあたるのが、ロサンゼルスのレコーディングでやっていたレッキング・クルーという図式?でいいのかな。
    最後の最後で、この手の話につきものの「ドラッグ」の話が出てくるとやっぱり哀しくなる。

  • ビーチボーイズもドアーズも実際には演奏していなかった!?「レッキングクルー」とは「破壊者」の意。60年代前半に台頭してきた若手のスタジオミュージシャンに対して年長者がやっかみ半分でつけた名称である。当時の環境がよく分かるエピソード満載、しかも訳も良い名著。惜しむべきは校閲の拙さ。一読しただけでもp,107、p,110(ある日のっ話)、p,374-375。たぶんまだある。

  • ロサンゼルスで60年代に生み出された一流のポップ・ソングの多くを演奏してきたバック・ミュージシャン集団。裏方として彼らがレコーディングにかかわった曲は、何万曲とあって、一度は彼らの演奏を耳にしているはず(つまりは有名なバンドの音源はバンドのメンバーによってではなく、レッキングクルーによって録音されていた)。本書の白眉は、レッキング・クルーの主要メンバーが音楽の道に進むようになった動機を数々のインタビューを元に紡ぎ上げている点。いつか映画化される。

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