ベーシックインカムは究極の社会保障か: 「競争」と「平等」のセーフティネット

  • 株式会社堀之内出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906708505

感想・レビュー・書評

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  • ベーシックインカムについて様々な学者の意見をまとめられている図書である。ベーシックインカムは近年様々な視点からこれからの日本に必要になってくるのではないかと考えられつつある考え方である。ベーシックインカムの導入の賛成意見だけでなく、かなり深い意見の反対意見を知ることができる。内容が難解な部分があるため、ある程度のベーシックインカムと社会保障についての知識を持っている方が読むことが好ましいと考えられる。

  • ベーシックインカムは究極の社会保障か 菅野稔人 堀之内出版

    哲学や福祉や経済に関わる六人の学者と
    一人の編集者がBIについて書いたものを
    並べただけの本である
    それぞれバラバラの意見だし議論があるわけでもない
    編集人がBI拒否論者であり
    題名からもわかるように疑問符で始まる内容である
    日々の暮らしから遠い過去のデーターだけに
    とらわれて安全圏から出られない視野の狭さ故だろうか
    何らかの違和感を感じる所も多々ある

    無条件という体験に対する気付きとか
    意識の変化などへの考察も少ないし
    未来に対する開けた夢も感じられない
    例えば
    飯田泰之さんの中央集権における需要と供給の矛盾を
    最低賃金の廃止で解決できるという短絡的な話など
    全体が見えていない愚かさにしか見えない

    無条件によるBIは集いの基本である再分配論であり
    社会保障の枠に収まるものではないことにすら
    気付いていないらしい

  • さまざまな人たちの、ベーシックインカムに対する意見がオムニバス形式で編集されている。
    なので人によって素人でもわかりやすい度にはバラツキがある。が、理性的に書かれていてわかりやすい。

    自分の意見もまとまった。私は導入反対。それよりもまず先にやるべきことがある。今、日本が抱える問題はベーシックインカム導入では解決できないだろう。

  • 多様な意見が一冊にまとまっているため、BIに関心があるなら読む価値はある 元が雑誌掲載の内容で、紙面の制約と読者層からか、わたしにはまだ難しい内容

  • インタビュー形式と執筆形式が混在し賛成派の方がどちらかというと軽い印象をもたれるような編集が気になった。反対派は堅いことを言っていて賛成派は軽い感じでものを言っている雰囲気。自分としては賛成でも反対でもない。社会保障についての意見は会社負担分を含めて何故こんなに厚生年金が高いのか、につきる。もっと安くしてくれ。

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著者プロフィール

1970年生まれ。津田塾大学総合政策学部教授・学部長。専門は政治哲学、社会理論。早稲田大学文学部卒業後、パリ第10大学大学院哲学科博士課程修了。哲学博士。著書に『国家とはなにか』(以文社)、『ナショナリズムは悪なのか』(NHK出版新書)、『死刑 その哲学的考察』(ちくま新書)など。

「2020年 『NHK「100分de名著」ブックス カント 永遠平和のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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