本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906708710
作品紹介・あらすじ
《第一特集「開かれたスコラ哲学」主幹 山本芳久》
飯田賢穂/稲垣良典/坂本邦暢/土橋茂樹/野辺晴陽/アラスデア・マッキンタイア/松村良祐/松森奈津子/三重野清顕/村井則夫/山内志朗/山本芳久
《第二特集「分析系政治哲学とその対抗者たち」主幹 乙部延剛》
井上彰/乙部延剛/松元雅和/森川輝一/山岡龍一/山本圭
感想・レビュー・書評
-
政治哲学のとこだけざっと。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いただきもの。前半はスコラ哲学、後半は分析系政治哲学ということで、これを読めば分析系スコラ政治哲学研究者になれる(ウソ)。反照的均衡の話や直観や思考実験の役割など、興味深い論考がある。
-
第一特集は、「開かれたスコラ哲学」。中世哲学は暗黒の時代、とまで貶められてきたことがある。「時代遅れの素朴で迷信がちの思想の遺物・遺跡」。しかし近年着実に進んできた中世の再評価は、とうとうこうした特集号を刊行するまでに至った。中心人物やテーマについての論文、フランス思想との関係性等、広い目配せで中世哲学への理解を促進する。
なお、分析系政治哲学の第二特集も見逃せない。その現状と主要テーマをめぐる各論文は読者に適切な見通しを与えるものとなるだろう。
全5件中 1 - 5件を表示