一生衰えない脳のつくり方・使い方 成長する脳のマネジメント術

著者 :
  • さくら舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906732203

作品紹介・あらすじ

脳をうまく使うと、頭の力がぐんぐん伸びる!
“脳の覚醒リズム”を活かす生活マネジメント術

「脳が冴えない」「頭がうまく回らない」「飲み込みが悪くなった」――
それは、脳のつくり方・使い方に問題があるのです。

ベストセラー連発の脳の専門家が、脳が冴える働き方、脳がスッキリする
眠り方など、脳の覚醒リズム(サーカディアン・リズム)を活かした生活
マネジメント術について解説。
「仕事は夜9時で切り上げる」、「夕食は朝食から12時間以内を心がける」、
「雑用で脳をまんべんなく使う」、「仕事のやり残しをあえて作る」など、
日常生活にも仕事生活にもすぐ役立つ!

感想・レビュー・書評

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  • 2回目のピークを無駄にしている?
    多くの啓発書は「創造的な仕事は午前中に」と書いていますが、築山先生は「覚醒度は昼12時前と午後6時~7時の2回ピークがきます」と書いてます。それが本当だとしたら、私は、2回目のピークを無駄にしている?

    築山節先生の本を読むのは、『脳が冴える15の習慣、フリーズする脳、脳と気持ちの整理術』に続いて4冊目です。終章「いくつになっても脳は成長できる」で、先生は「いくら仕事にやりがいがあるといっても、同じフィールドにいつづけることは、脳の偏った使い方になってしまいます。ですから、自分で意識して新しいフィールド(できれば一人きりの趣味の世界ではなく、他の人たちとのやりとりがある社会的な場がいい)を求めていく姿勢が必要です。」と仰っています。先生は、還暦が近くなってきた頃から、英語の勉強をやり直しはじめたそうです。

    「出社したら、スケジュール確認や時間配分、メールチェックなどの作業的なことで脳の回転数を上げて、仕事モードに切り替え、午前10時~正午前の覚醒のピークに向けて、重要な仕事やむずかしい仕事をします。」とのこと…そう言えば、泉正人さんは『仕組み仕事術』の中で「作業的な仕事は仕組み化し、創造的な仕事に時間を割け」って仰っていました。

    >日常の生活の中に「変えていく部分」を持つことが大切です。行先のルートを調べる、支払いの振り込みをする。お礼のハガキを出す、はじめての飲食店に生きメニューを選ぶ、日々の生活のなかには、さまざまな脳機能の訓練させる機会が含まれています。ふだんから脳に小さな変化を体験させていくようにしましょう…とのことです。そう言えば、他の本に、雑巾がけは腕が上がるので、50肩の防止に良いと書いてありました。一石三鳥ですね。

    >人は「外部環境に変化がある世界」「面倒で困った世界」で生きるべき。“楽”は、脳にとって“毒”なのです…技術の進歩によって、多くの仕事がコンピューターによって担われるようになる。もしかしたら、人間に残される仕事は、変化に対応することなのかもしれませんね。

    >やる気をつくるためには、毎日の仕事の中に“作業興奮(脳が正常な活動に入る前に必要な準備運動)”という行動時間をつくるといいと思います。“やる気がでない”という前に、まず机に向かって、仕事を始めてみましょう。いつの間にかやる気が出ると思います…でも、やる気がなくなるのって、疲れてきた時ですよね^^; そんな時は、気分転換が必要なのかな(・・?

  • 築山先生の本は好きで、何冊か読んでいます!
    なるほど!
    そうしよう!
    と、思うことが多くて。

    けど・・・さすがに食傷気味かも。。。

    脳の覚醒のピークは1日2回で、
    重要な用事はそこにもってくる、とか。
    この時間は必ず睡眠を取ろう!とか。

    まあ、最大のパフォーマンスを発揮するにはそれがいいのかもしれませんが、
    現実問題、なかなか難しいのと・・・

    やっぱりこういうの、個人差がすごく大きいんじゃない??
    みたいな。

    けっこう、こういう
    「脳覚醒モノ」読んだんですが、
    諸説あって、
    結局、
    「本書いてる著者にはそれが一番合ってた」
    って感じがしちゃって。

    築山先生は脳神経外科医ですので、医療的に裏付けがばっちりで、
    だから、書いてることは正しいんだろう、と思うのですよ。

    でも最近思うのが、
    正しい=QOLが上がる
    とも限らないんじゃ・・・と。

    ただまあ、ボケないってのは、QOLにはすごく大事だから、
    やっぱりこの本の通りにした方がいいんだろうなー、
    とは、理性では思います。

    でも実際には、好きなように生きて、
    少々早死でもいいから、ぽっくり死にたい、って感じですね。

    それに、「好き」で人生満たした方が、
    結局、脳にも良さそうな気がしませんか?

  • 基本的にはよい内容だと思うけれど、一般向けの平易な語り口にすることを重視しているためか、科学的な裏付けのある話なのか著者の感覚なのか定かでないような話が混じって、ちょっと安っぽくなってる嫌いがあるかも。アドバイスに従ってみようと思いつつも、これって本当に根拠あるの?とちょっと不安になるのだよね。

  • 130311

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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