- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906732371
作品紹介・あらすじ
知識を捨てよ!思考せよ!
頭のいい人とは、博学で教養(知識)がある人というイメージがある。しかし、知識をたくさんもつことは、「本を読んで、頭に入れて、それを整理して、必要なときに出す」ことにすぎない。真の頭のよさとは、思考すなわち「それはなにか、なぜそうなのか、という疑問をもって、それを自分の力で解こうとすること」にある。人類にとって、いまは「知識の時代」から「思考の時代」への転換期なのだ。
「人間の本質は、ものを考えることにある。知識より一歩先の“思考”にこそ力がある」と著者は言う。
『思考の整理学』の著者による、無知を恐れず、知識に頼らず、自分の思考を育てるための本。
日本人は何でも知っているバカになっていないか?知識武装はもうやめて、考える力を育てよう!
感想・レビュー・書評
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smile100さん2回目にてやっと少し理解できたかな2回目にてやっと少し理解できたかな2020/04/30
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自慢本的な?
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自分の頭で考える事の大切さを気づかせてくれる一冊。印象に残ったことは失敗や挫折はどんなにお金を払っても得られない財産だということ。経済的には安定しているが、何か不安を感じたり、自分の頭で物事を考える必要性を感じている人におすすめ。
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思考する上で余計な知識は邪魔。小さい子供が、周りの大人の会話を聞いて、言語を喋れるようになるのは、頭の中に知識がないので、聞こえること自分で考えて喋って、また考えて喋るを繰り返すから。誰もが考える力を持っているが、大人になるにつれ余計な知識を持つことで思考力を失っていく
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ちゃんと自分の頭で考えて答えを出すことの大切さを再認識させてくれる本です。
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忘れることで思考力が鍛えられる!なんて勇気付けられる言葉なんでしょう。
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知識偏重主義の教育への警告。
確かに暗記重視の学校教育は偏りがあるかもしれないけれど、広く知識を得るのは必要なのでは?と、疑問を感じる部分もあった。
とはいえ、著者の我流の生き方は素敵。頭が良くて鋭いのに愛嬌のある方なんだろうなと人間性を窺えるエピソードが面白かった。
著者プロフィール
外山滋比古の作品





