年を重ねることはおもしろい。 苦労や不安の先取りはやめる

著者 :
  • さくら舎
3.50
  • (3)
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 30
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906732494

作品紹介・あらすじ

高齢化が進む日本にあって、いつまでも
輝きを放ち続けている「吉沢久子」という生き方。
ことばの端々に現れる、元気で幸せな生き方のヒント。

・失ったものは数えない
・「嘆きグセ」「悔やみグセ」をつけない
・抱えきれないことはしないという知恵
・捨てられない人の整理術
・やわらかな表情で生きられるように
・「家庭内孤立」に直面したら
・自由ととるか、孤独ととるか
・遺書の作成、私の場合
・一人暮らしは夫からの贈りもの……など、珠玉の60篇。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1918年生まれの吉沢久子さんが現在もお一人で軽やかに暮らしていらっしゃるのかどうか知りたい。著書は図書館にたくさんある。昨年暮れにも新刊が発売されている。もっとも、まだ手にしていないので書下ろしかどうか分からないし、需要が高まっているのか、以前に書いた随筆を編集して刊行される場合もあるらしい。

    それでも、好奇心いっぱいで工夫しながら日々を送る姿勢には学べる事柄が溢れている。この本の扉を開けると初めに「望みは小さくもつほうがいい」と書かれている。さて、吉沢さんはどのような過程を経てこの心境を書き記すこととなったのか。吉沢さんならではの平仮名で綴られた言葉にもお手本になる先輩の言葉を聞いているような気分になった。

  • なかなか良い感じ。

  • 心豊かに年を重ねていかれるって素敵。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

吉沢久子

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超えたが、二〇一九年三月、一〇一歳で死去。著書多数。

「2021年 『100歳の100の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉沢久子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×