ブラックホールに近づいたらどうなるか?

著者 :
  • さくら舎
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本棚登録 : 182
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906732654

作品紹介・あらすじ

2014年春、ブラックホールが爆発的に輝く!
私たちの天の川銀河の中心には巨大ブラックホールがある。いまそこに、巨大なガス雲が吸い込まれようとしている。光を放って周囲が明るく輝くこの現象は観測されたことがなく、観測が実現すれば謎だったブラックホールの仕組みが実際に解明される第一歩となる。これまでブラックホールのイメージといえば「吸い込まれたら二度と出てこられない暗黒の領域」というものだったが、近年では「光ったり」「中から物質が飛び出したり」という意外な仕組みが明らかになっている。本書ではブラックホールがなぜできるのか、ブラックホールの中には何があるのか、ブラックホールを利用したタイムマシンなどブラックホールの不思議な魅力をイラスト約40点を使ってわかりやすく解説。ブラックホールでやさしく読み解く最先端の宇宙論も紹介。

感想・レビュー・書評

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  • たしか新聞の書評欄か何かで興味を持って読んでみようと思ったのだったが、う~む、私には少々難しかった…!

    専門的な名称等は当然その専門用語が使われているが、それ以外は可能な限り平易な言葉で表現されており、イラストが多用されていたり、重要ポイントは太字になっていたり、各テーマごとに短く区切られていたりと、とっつきやすくわかりやすくすることに非常に配慮されている。
    だがしかし、それ以上に私の理解力が足りなかった。哀しいことに。
    ある程度、物理学や量子力学の知識がある人にはすっと入ってくるんだろうけれど、単に好奇心だけの理系アタマからはほど遠い私には、なんとなくわかったような気はしても理解できたとは言い難い感じ。

    難しい抽象論を頭の中で考えて理論としてまとめ、見えないことも解き明かしてしまう人っているんだな~、天才ってこういう人なんだな~と、自分の凡人ぶりを再認識した本書であった。

  • ふむ

  • 44ページまで読んで返却。
    112ページまで読んで返却。
    10/2ようやく読了。ところどころ難しいところがあるが、それは仕方ないところ。

  • この作品の様に分かりやすい理系本は読んでて面白い。ブラックホールを身近に感じる事が出来た。もっともっと身近になるとなお楽しい。「それってブラックホール的だなぁ」「いやいや全然ヒッグス粒子が足りてねぇんだよ」とか。アインシュタインやホーキングは既にこんな会話をしていたのかも。

  • なるべく難しい話は少な目にしようとしている感じで、なかなかにおもしろかったです。
    ただ、最終章はちんぷんかんぷんでしたw

  • 表紙の挿絵から中高生向けに分かりやすく書いている本なのかと思いきや、物理の知識のない僕には難しかったです。

    まあ、それでもブラックホールの神秘性にはワクワクさせられました。

  • 多分相当分かりやすく砕いて解説してくれているのだと思いますが、物理関連知識皆無の私には??の連続。それでもなおブラックホールや宇宙の謎にワクワクする。

  • 登録番号:11108 分類番号:443.5

  • 2014年は人類で初めて重力波の観測成功した年だったらしく、極超新星出現でアインシュタインが予言した重力波が証明され、ブラックホール誕生が観測されたとの事。ブラックホールは潰れた天体で近づくとゆ〜くり吸い込まれるらしい。

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著者プロフィール

1953年,北海道札幌市生まれ、1976年,京都大学理学部卒業。英・ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了,PhD),マックス・ブランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員などを経て、弘前大学助教授、同教授。東北大学大学院理学研究所教授、2016年から京都産業大学教授、東北大学名誉教授。
専攻:一般相対性理論・宇宙論。 
主な著書『宇宙物理学』(朝倉書店)、『シリーズ現代の天文学3宇宙論Ⅱ』(共著、日本評論社)、『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』(さくら舎)など多数。翻訳『シュッツ相対論入門』(共訳、丸善出版)など

「2017年 『宇宙を見た人たち 現代天文学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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