キラーリーディング 驚異の読書法

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  • ATパブリケーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906784127

感想・レビュー・書評

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  • ただ読むのではなく効率よく抑えて読むという読書方法が紹介されている

    この手の読書方ではありがちな手法ではあるがまだ知らないという人は読んでみて損はないかも

  • 上司に勧めてもらい読んだ本。
    今回2回目の読書。

    読書の基礎が学べる本。
    ただ何となく読書していた自分にとって、大変参考になった。

    数多くの本を読んでいる著者ならではの、他の書籍のキラーフレーズを引用して説明しており、理解、共感しやすい内容となっている。

    著者の体験談もあり、楽しく読むことが出来た。


    〈要点〉
    ・目的を持って本を読む。(キラーフレーズ、ワードを探
     す)
    ・著者の立場に立ち、自身だったらどうするか等考えな
     がら読む。
    ・経験値の低い違うジャンルも積極的に読む。
    ・自身のビジネスにどう役立たせることが出来るか考え
     ながら読む。単純に知識をただ蓄える読み方ではダ
     メ。
    ・同じジャンルの本を複数読み、様々な知見を基に自身
     の意見を構築する。

  • フォトリーディングなどとは全くちがう読書法らしく期待していたけど、今まで出ている読書法の本と大差はなかったと感じました。事前にテーマを決めておいて、仕事に活かす目的を持って、まえがき・目次・あとがきで全体を掴んで、要点となるフレーズと単語を拾い読み。複数の本を並行して、短時間でも集中して、質以上に量・回数を意識して読めってことでした。
    全体の構造が論理的でなく同じ事が何回も出てくるのが、自分の好みに合わなかったです。

  • ・読書を知的財産の消費(面白かった、等の感想だけで終わる事)ではなく、「活用」することに着目すべき。

    ・真新しい発見はさほどないが、普段無意識に行なっているテクニック・手法を上手く言語化しており、今後は意識しながら読書に励める。

    ・巻末のオススメ30冊は一度目を通しておくべきだと思う。

  • 速読本というより、読書をする意義を説く本。
    ・速読方法としては「速読・多読・省読」をあげているが、特に内容として目新しいものは多くない。
    ・各章で論点が分かれているというよりも同じ内容を違う視点から論じている。

    しかし、読書をする意義を思い出させてくれる、読書する気にさせてくれる本として非常によかった。ので星5。

    特に、個人的には「ポストイットをつけろ、メモをとれ」というのが刺さった。普段あまりメモをとる習慣がなく、必要ないと思っていたが、裏を返せば「メモをとるほどの情報量・質を浴びる日々を過ごしていない」とも言える。
    思い返せば必要な時はメモをとっていたこともある。今の自らの日々にて如何に情報刺激が足りてないかに気づかされた。

    ジャンル問わず、さまざまな本を読んで自らの「知識生産」を行う習慣を培っていきたい。
    まずは週1冊を最低限に。

  • 3点セット(まえがき・目次・あとがき)をチェック
    面→線→点の順番で読み進める

    情報の腑分け(付箋付け)→キモのチェック(付箋部分のみ)→アイデアの発想(何を感じ、何を閃いたのかをチェックしメモる)

  •  知的消費の読書で終わらせずに「知的生産の読書」にするキラーリーディング。
     渡部昇一に「知的生活の方法」という著書がありました。
     確かに味わい深い書なのですが、いかにも一昔前の学者先生風の浮世離れした方法で、現代に生きるビジネスマンとしては古くなった記述も。
     この「キラーリーディング」こそ、そのタイムラグをアップデートした現代版・知的生活の方法とでもいうべき書であります。


     図書館の近くに住むとか、待ち合わせは書店でするとか、確かに知的生活の方法ですね。
     著者の中島さんは、本を読む時はポストイットを貼りまくるようで、マーキングや書き込みはしないようです。
     綺麗な読み方なので、古本屋やマーケットプレイスでも売りやすい、と書いています。


     渡部昇一は、本は保管しておく、と書かれていましたが、現代社会で生きるビジネスマンにとっては、中島流の方が現実的だとおもいます。


     中島氏は出版プロデュースが年50冊、自分の著書も年20冊。
     膨大な企画を出し、かつ、実績も出さなくてはいけない立場にあります。
     一般的なビジネスマンには当然同じことはできないし、そこまでしなくてもいいとも言えます。
     しかし、100を望んでようやく20や30(もっと少ないか?)を得るのが通常の人間。
     ハードな世界で実績を上げている中島流を知っておくことに意味があるでしょう。
     また、日常の生活やブログ活動で、キラリと光って輝けるヒントになると思います。
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140216/p1
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140216/p2
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140216/p3

  • 核となる単語やフレーズをうまく抽出して、
    その本の中から自分にとって一番重要なところを吸収しよう、という読書のすすめ。

    ゆっくりじっくり読んでも、忘れてしまったり、なんとなく読み飛ばしてしまうのはもったいない。
    読みながら読者と対話したり考えたりしてこそ、アウトプットにつなげられる。

    そのために、何のためにその本を読むのか、目的をはっきり意識して読む、と。
    最近こういう読書のすすめが増えてきていますね。。。
    大事とは思いますが、なかなか難しい・・・

  • 情報は必ずどこかでつながっている。だから関係のない本もたくさん読んでおく。読書はその人の問題意識に立ち向かっていく姿勢が表れる。
    速読、多読、抄読

  • 「書から効率よくエッセンスを抽出しアウトプットにつなげる方法」を著者が実際に行っている方法をもとにまとめた本。

    基本的には上に書いてある方法について順を追って説明しているが、途中から著者の自慢が混じってくる。
    その部分を読飛ばしながら「キラーリーディング」が身に付いているかを実感できる参考書的な役割でもあったと思う。
    読み終えてみて「これは!」と思う文には出会わず、実践してみようと思う方法もなかったが暇なら読んでみれば?と勧めれる本。


    ※個人的メモ
    敷衍「フエン」おし広げること

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著者プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)

東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家、大学・ビジネススクール講師。
・原理原則研究会(全国7カ所)、投資研究会を主宰。
・著訳書は500冊(電子書籍100冊含む)。要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語、宝塚歌劇、シャンソンの熱烈なファン。
・投資メルマガ「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」毎週配信。
・「聴く!通勤快読」「読む&見る!通勤快読」平日毎日配信。
・「中島孝志の経済教室メルマガ」週3回配信

「2023年 『70歳からのやり直し英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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