メディアの仕組み

  • 夜間飛行
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レビュー : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906790036

感想・レビュー・書評

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  • 池上さんは、受け手が分かるように説明している。自分の考えや意見は、表面に出さないようだ。
    津田さん、メディアの利用法について、効果的なことと社会への影響を重視している。

    テレビのしくみ
    新聞のしくみ
    ネットのしくみ

    目に見えない、お金と情報。

  • [2015.8]池上彰さんと津田大介さんの対談で新聞・テレビ・ラジオ・ネットなど各メディアについて論じられている。
    最近感じていたのは、報道陣は第三者に端を発する物事を取材し、不特定多数に情報を届けることが使命であるが故に、自らアクションを起こし辛いということ。自らやりたいことがあるのに、身動きが取りにくく窮屈な思いを抱き始めていたときにこの本に出会った。
    興味深かったのは、「事実を伝えて、その結果として世の中が変わっていけばいいと思うタイプ」と「世の中を変えるためにジャーナリズムを手段として使うタイプ」の2種類のジャーナリストがいるという話。
    自分は本来、後者。
    最近、前者であるべきだと押し付けられている気分だったが、後者もありだということを実感できて、すっきりした。自分の目指す形に向けてジャーナリズムを活用していきたい。

  • 既存メディアの代表としての池上氏とニューメディア代表の津田氏の対談をまとめた本。

    内容としては、既存のメディアや裏の話などをまとめた入門書という位置づけだろうか。時折出てくる、池上氏のこれまでのマスコミ人としてのスタンスや、どのようにして今の実力を蓄えてきたかがわかるところがよいと思った。

    各章ごとに、テレビ、新聞、ネット等のメリット・デメリットや今後の展開、情報(真実)とは何か、伝える力などをまとめている。さらっと読むことができるが、池上さんらしく重要なことをさりげなくちりばめていると感じの本だった。

    NHKは事実を伝えることをトレーニングするとか、アウトプットすることでインプットが鍛えられることなど、特に池上氏がこのような立場をとるのかがわかる本だったと思う。

  • 「さながらオールドメディア代表とニューメディア代表の対談」(対談を終えて)まさしくそんな二人の、お互いの切れ味を活かした対談本にまとまっていると思う。これからのメディアと付き合い方とは、ネットとの付き合い方とほぼ同義で、つまりInternet of thingsとまで言われる時代をどう生きるか…その道案内をしてくれている。『Think Simple』の後に読んだせいか、「分かりやすく伝える」という二人の精神の根底に流れているものは、ジョブズと似ているように感じた。

  • 津田さんと池上さんの対談
    audibleであったので、読んでみた。

    自身の興味の対象とズレていたからか、あまり響かなかった。もしかしたら、対談という形式そのものが、主論を深く語るという形式でないので、好きでないのかもしれない。

    <面白かったポイント>
    - メルマガ(定期配信)は最強のビジネスモデル
    - 池上さんが意識しているのは、自分の意見を入れずに、分かりやすく伝えること
    - ネットの影響で、メディアが変化している
    - 日本の新聞の発行部数は異常
    - outputを意識することで、inputの質が高まる(ex. 小学生、おじいちゃんに説明してみる。)

  • 高校生向き。メデイアの実相と情報の取り方、出し方がよくわかる。

  • オーディブル。


    政治記者は担当の議員が大臣になると社内の位置が一緒に上がるというのは面白かった。しょうもなくて。

  • オーディブルで、視聴

  • 1章 テレビの仕組み:2チャンネルは現代版業界紙 タイムシフト視聴にるネットとテレビの統合 空気を読みながら異議を申し立てる 
    2章 新聞の仕組み:新聞は読者が毎日読んでいることが前提 前提がないネットでは注釈リンクが重要 不動産収入で取材をするという商業性と公共性を両立させる道 個人メディアの台頭 定期購読の仕組みは新聞配達から データベースとしての新聞  
    3章 ネットの仕組み:「アラブの春」はソーシャルメディアとマスメディアの2段構えから 自分が発信した情報で、世の中の人がどう動くことを自分は求めているのか 「実はわかっていないんじゃないか」という恐れを持つこと
    4章 情報で世の中を動かす方法:本質を突くための質問はわからないふりをして聞く 少し前の時代のことを知る 本気で「伝えよう」とするアウトプットはインプットのモチベーションになる 「届く」ことの喜び
    5章 伝える力の育て方 基礎がわかればあとは日々のニュースを追うだけ 本はストック いざという時に役に立つためには、日頃から準備をしておかなくてはいけない 単純化をさせない覚悟、

  • ・リソースで他局に劣るからこそ出来る報道の形を探す
    ・日本の新聞の強さは宅配制度による定期購読。基本的に毎日連続で読むように出来ている巨大な連載コンテンツ。かたや、高齢者に向けて文字を大きくし量を減らしたことで、ますます昨日の続きを前提とした記事になり、一見さんには分かりづらい。
    ・ネットには、膨大な過去の記事データベースと、読んでる途中にすぐにとべる注釈リンク付けが活かせる。
    ・政局報道にかたよりがち、政策報道の必要性。
    ・不動産収入で安定させることで、心飽きなく報道を。
    ・ニュースバリューを時間に判断してもらう
    ・情報の多様性を知る、有事にはデマがつきものだと知っていることが重要
    ・分かりやすさ≠単純:ジャーナリストとして、複雑な問題をこれだけ複雑なのだと分かりやすく伝えることで視聴者に考えるきっかけを作る。
    ・自身は、視聴者の判断主張をまとめる手伝いとして、論点の整理・問題点の提示に徹する。みんなが聞いてみたいであろうことを素朴に尋ねる。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

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