“ふつう”のサルが語るヒトの起源と進化

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  • ぷねうま舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906791514

作品紹介・あらすじ

■ ニホンザルの抱擁行動は、サル社会の何を反映しているのでしょうか。自己意識の発生? ヒトとともに長い足に進化したパタスモンキーは、その進化をもたらした条件について、何を語ってくれるのでしょうか。

■ 抱擁を含む接触行動と採食行動、また生育集団から出てゆくワカモノオス・ワカモノメスの行動半径、これらから浮かび上がる初期人類の社会構成とは。一夫多妻、多夫多妻、それとも一妻多夫? 父系、あるいは母系?
 サルからヒトは何をもらい、何を捨てたのかを考えます──サル学の冒険。

著者プロフィール

1960年大阪府生まれ.京都大学大学院理学研究科教授.理学博士. 金華山や屋久島のニホンザル, アフリカ・サバンナのパタスモンキーを研究する. 2015年春, ニホンザルの抱擁行動を紹介し, 話題となった. 著書,『サルの食卓──採食生態学入門』(1994),『食べる速さの生態学──サルたちの採食戦略』(1999),『カメルーン・トラブル紀行』(2003),『サバンナを駆けるサル──パタスモンキーの生態と社会』(2007)ほかがある.

「2015年 『“ふつう”のサルが語るヒトの起源と進化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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