インヴェンション (La science sauvage de poche 1)

  • 明治大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906811069

作品紹介・あらすじ

縦横無尽!天衣無縫!言語道断!3.11から世界の構造までをめぐって知の狩猟民ふたりが織りなす、これぞ「会話術」!

感想・レビュー・書評

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  • 読書は快楽!には激しく同意。高山宏に話をふられてだけど、中沢新一の中野美代子観が聞けたのは収穫。「定信お見通し」などのタイモン・スクリーチの仕事も目をとおしてみたい。定信は緊縮財政だなんて言ってるけどとんでもねえ、コレクション気質で自分の楽しみには惜しげもなく散財、関所に使われてる木材コレクターなんてマニアックなところ攻めてる、と。あと山口昌男はなぜふたりが疎遠になるような魔法をかけたのか?その魔法はなんだったのか?

  • 読み進めるごとに気になることが登場し、あっけなく付箋紙だらけに。対談形式で読みやすいにもかかわらず読了までに時間を要したのは、縦横無尽に語られる内容が濃密だったため。また読み直さないと。

  • 久しぶりに笑いながら読めた本。

  • 私のささやかな知の枠組みそのものに揺さぶりをかける刺激的な対談集。西洋史における三位一体論と複式簿記、人間の根本的な営みとしての経済学などなど、刺激に満ち溢れてる。

  • その場その場で響きあうものを考える。

    旅先であり、そして人生でいちばん明治大学に近いベッドの中でこの本を読み終えたわけである。立ち寄った本屋でこの本を見つけた時にはもうそうなることをあらかた願って、狙って、買ったのだけれども。

    さて、四月にもなったのだし、これから一日に一冊は登録してゆきたいと思っているのだが、果たして。読み終わっているがここに登録してない本のストックはそこそこあるといって安心はしていられない。つまりは毎日一冊読み終わることが、できるのか。

  • 明治大学野生の科学研究所
    http://sauvage.jp/

    明治大学出版会のPR
    http://www.meiji.ac.jp/press/list/la_sciende/la_01/invention.html

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。批評家、翻訳家。大妻女子大学名誉教授、副学長。著書に『アリス狩り』(青土社)、『近代文化史入門――超英文学講義』(講談社学術文庫)、『殺す・集める・読む――推理小説特殊講義』(創元ライブラリ)など多数。翻訳書にジョン・フィッシャー『キャロル大魔法館』(河出書房新社)、エリザベス・シューエル『ノンセンスの領域』(白水社)、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(共に佐々木マキ画、亜紀書房)など多数。

「2019年 『詳注アリス 完全決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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