- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906912063
作品紹介・あらすじ
身近で元気に咲く花々の履歴を知ると、親しみが湧いて、育ててみたくなる。園芸とガーデニングをより多くの人に広め、植物への愛情、情熱を燃やし続けた園芸界の巨星が、つづった48の花への思い。
感想・レビュー・書評
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花の名前の由来や外来種の場合はその原産地等の情報が盛り込まれた楽しい読み物だ.全国に広がっていく過程についても記述が多く楽しめた.その中で”ご先祖さまが..”という語句が頻出するが、名もない人々の工夫や改良を称える著者の人柄が現れていると思った.花を愛でる気持ちになることは、大切なことだと感じている.
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庭にある花、聞いたことのある花、ばかりですが知らないことも沢山。
実家にあった花が、あーあれが沈丁花か!あら?物凄く日当たりのいいところにあったけど良くなかったの!?など、身近な花を思い出しながら読めるところが良かったです。 -
身近な花の基本を知ることができた。花により興味を持つことができた。
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ルーツや生態をメインに管理の仕方も書かれた花が48種類。
本来なら50種類だったとのこと、残り2種を残して亡くなられた著者はきっと無念だったのだろうと思います。
普段目にしている花々を深く知ることができ、文章からは花への愛情が強く感じられました。 -
日本人になじみの深い身近な花を、江尻光一さんご自身が厳選した48種。私たちの暮らしに溶け込んだ花でも、その来歴や生態は意外と知られていません。季節の移ろいとともに花を愛してきた日本人の心に語りかけてくる、珠玉のエッセイ。花好きのすべての人に捧げる、著者渾身のラストメッセージです。
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