驚くべき学びの世界 レッジョ・エミリアの幼児教育

  • 東京カレンダー (2011年1月1日発売)
3.75
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 138
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784906931170

作品紹介・あらすじ

子どものアートが開く知性と想像力の可能性。世界最高レベルの教育メソッドの記録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • おもしろい!
    訳が若干読みづらい箇所があるのは難点だけど、中身のぎっしりつまった、“熱い”本でした。


    場所との対話、モノとの対話、書くことの魅力、光線、、
    環境の力。

    実際ひとりでできるかというと難しいけど、こういう引き出しを持っておくことが大切な気がした。

    歴史や成り立ちの違いもあるし、この保守的な日本でこういう教育が出来るようになるのはいつのことだろうと気が遠くなったけど、こういうところに向かっていきたい。
    まずは保育者である自分の感性を育てていこうと思った。

    いつか、レッジョ・エミリアの教育を実際に見てみたいなー

  • レッジョ・エミリアについて調べていくと、美しさ、環境、表現力、主体性…といろいろなことにおいて、まるでnendoやチームラボのようなアート集団を彷彿とさせる。正解がないもの、子供たちは、ゴールが見えにくいものにどのように進んでいくのだろうか。時間、モノ、場所を確保するだけではできない。そこに介入する大人、教師はどのような役割を担い、子供たちを導いている(導くという表現はここでは不適切気がするが)というか、方向づけてるいのだろうか。まだまだ知りたい!

  • レッジョ・エミリアという、北イタリアで開発された幼児教育メソッドの記録本。

    一言で言うと、アート体験を通じて創造力を育むようなアプローチです。

    教育が難しいのは、その成果や変化をどのように因果づけるのか?また評価や判断の軸をどう置くか?でしょう。

    レッジョ・エミリア的アプローチを受けた子どもがどんな大人に育ったか的なエビデンスがあると良かったかも。

  • 地域性や時代背景の違いを考慮して、それでも劣化していないなら素晴しいですね。。。

    ワタリウム美術館のPR
    「北部イタリアの小都市レッジョ・エミリア市で、第二次大戦後の1945年、農民と労働者のレジスタンス運動から生まれた「自分たちの学校」を起源とする保育園や幼稚園「レッジョ・チルドレン」。1990年代にはその独自の理念と実践が世界各地で紹介され注目を得ています。本書は2001年に初めて日本でも紹介されたレッジョ・チルドレンの活動を具体的な授業のドキュメントや、子どもたちの作品、その言葉を織り込みながら包括的に紹介するもの。実際の授業の現場からユニークな理念まで「世界最高レベルの教育メッソド」をあますところなく記録した一冊。」

全4件中 1 - 4件を表示

ワタリウム美術館の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×