ネイチャーゲーム原典 シェアリングネイチャー 自然のよろこびをわかちあおう (Nature game books ジョセフ・コーネルネイチ) (Nature game books ジョセフ・コ-ネルネイチャ-シリ-ズ 2)

制作 : 佐々木 香織 
  • 日本シェアリングネイチャー協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906937004

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  •  ネーチャーゲーム改めシェアリングネーチャーに関する基本文献。ジョセフ・コーネルさんの2冊の著書を1冊にまとめ,さらにアクティビティーもつけ加えて編集されたらしい。
     「ネーチャーゲーム」についてどんな本を読んだらいいですかと友達に質問したところ,教えていただいたのがこの本。表紙には「ネーチャーゲーム原典」と書かれていて,やはりこの方面の基礎・基本のようだ。
     著者は「よい指導のためのアドバイス」として,以下の5点を挙げている。
    ・「教える」よりも,わかちあおう
    ・指導者は受け身になろう
    ・チャンスを逃さないで
    ・体験第一,解説はあとで
    ・楽しさは学ぶ力
     こういう指導者としての姿勢を押さえた上で,ネーチャーゲームのすすめ方を「フローラーニング」として,以下の4段階にまとめています。
    第1段階 熱意をよびおこす
    第2段階 感覚をとぎすます
    第3段階 自然を直接体験する
    第4段階 インスピレーションをわかちあう
     これらに関するアクティビティーを組むことで,どんな集団に対しても,自然と触れあい自然から学び自然に感謝し感動する体験ができるといいます。
     本書に挙げられているたくさんのアクティビティーを縦横無尽に使えるようになりたいなあ。そのためにはわたし自身が自然の中でたくさん体験することが必要なようです。
     巻末に掲載されていた「著者について」には,次のようなことが書かれていました。

     米国国立公園局は,コーネルが開発した「フローラーニング」は,非常に効率的な教育法であり,マリア・モンテッソーリ,ハワード・ガーデナー,ジョン・デューイ,ジャン・ピアジェの理論と並ぶ5つの学習理論の一つに選びました。(p.396)

     本家ではそれほど価値のある教育理論だとされているんですね。使う機会が来るかなあ。

  • ネイチャーゲームは多く掲載されているが、具体的なやり方は簡単に説明するに留め、ジョセフ・コーネル氏の各ゲームへの想いやエピソードなどが主とした内容となっている。ネイチャーゲーム指導者の実践書としては少々物足りないと思うが、導入本としては参考になる。

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