あたらしい無職 (SERIES3/4 2)

著者 :
  • タバブックス
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907053215

作品紹介・あらすじ

「会社」という病にもがきながら綴られる、好きな仕事で食べていく楽しさ、やっかいさ。
非正規雇用、正社員、アルバイト、フリーランスを渡り歩きながら、東京で無職で暮らす日々の記録。
生き方に迷いつつも、懸命に生きる全はたらく女性に読んでいただきたい1冊です。
それぞれのやり方で、完璧を目指さずに、これからを自分らしく生きる人のための「シリーズ3/4」第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 日々のこと、メモメモしなきゃなぁ。

  • 著者はライター。ライターと言っても色々いるのでしょうが、文章が分かりづらくて何を言いたいのか、何度か読み返してみたけれどよく分からない。日記形式で書かれてるからしょうがないのかな?読み終わった後も大して印象に残らずでした。

  • 題名にある無職への何らかの新しさというのは特になかったけれども、他人の人生や哲学に触れるのはとても楽しいですね。丹野さんと居酒屋で語り明かしたような気分です。一つ違うのは私が相手にどう見られるか、どう思われるのかを気にする必要がないということで、それは大変気楽なものです。私は人との「コミュニケーション」を特段必要としていないのかもしれません。
    転職や生き方を考え、迷い続ける日々ですが、時間、つまり命をドブに捨てることはしたくないと、正社員としての身分をあっさりと捨てる潔さ。私は何が私にとって"ドブに捨てる"ことなのか、それすらもわかりません。その答えを見つけたくてたくさん本を読んでいるのだけど。
    それにしても、無職むっちゃキツいし、フリーランス大変だな〜(笑)なんとななるか〜でなんとかならんのだ、社会は甘くない・・・


  • 何も知らない人の何も知らない記録なのが好き。
    何も知らないのに、なんか匂いはして、なんか心はきゅっとなって、じんわりする。

    働くってなんだろうなあ。自分もしている、この先の労働の不穏な気配。

    ただ淡々としててそれが好き。
    (J子さんとのお金を貸し借りのところはちょっぴっと胸が掴まれ泣けてしまった)

  • 身内ネタをひたすら話されてる感があり
    面白くないので読むのをやめました。
    すんません。

  • 同じく会社員からフリーランスになった身として、他人と思えない日々として読んだ。スリリングで、財政難な日々、でも、悲壮感はなくて救われる。作者が後悔する描写がほぼなく、時々でただ、解決策を見つけていく様子に元気をもらいました。私もどんな状況になっても、生き抜こう…

  • ふむ

  • 自分とは全然違う感覚を持って生きておられた。

    お金がなくても人とのつながりを大切にしてて、私にはそういう人がかなり少ないのが悲しく思えた。

  • 共感。
    言語化してくれて嬉しい

  • 出版界を転々としながら、日々どうにか食いつなぐ。
    税金やら何やらシビアなところもあるけれど、どこか飄々と続く毎日。
    こういう人は考えているよりも多いんだろう。

  • やりたいことを仕事にすると決めることはとても大変。潔よい。やめられずに鬱になることよりははるかに賢いし、本を作れるという職能がこれだけあっても苦労は尽きないのだな。

  • 今まさに私が思っている言葉が文章として出てきてものすごく驚いた。自分の時間をドブに捨てているようなものだ。胸に刺さった。そう、ドブに捨てている。働かないとき、働いているときでこれほど文章の明るさが変わるとは。

  • 思索

  • 新しいってなんだろうと思ったら、そういうことか。好きな仕事をするための無職。気持ちがわかる。そして縁は大切にしなければいけないのだと再確認。
    こんなこと田舎じゃできないよな…羨ましい

  • 読んでいてかなり辛い状況もあったのだろうが筆者の冷静な文章でさらっと読めました。本当に税金高いですよね。

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著者プロフィール

1975年宮城県生まれ。編集者、ライター。ほとんど非正規雇用で出版業界を転々と渡り歩く。おもに文芸、音楽、社会の分野で、雑誌や書籍の編集、執筆、構成にたずさわる。双子座。

「2017年 『あたらしい無職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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