くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話 (シリーズ3/4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907053406

作品紹介・あらすじ

通いやすい銀行にお金を預けて、手に入りやすい物ばかりを買って、そんな暮らしを続けた結果くそつまらない街が延々と広がってしまった。悔しいけど、この街を作ったのは俺たち自身だ。
この本は、バンドマンであり個人投資家でもある自分の視点から見えた等身大の社会と経済、お金に関することを書いている。よりよく、より楽しく生きていくために、お金との付き合い方をいちから考え直した。目の前にはくそつまらない未来が浮かんで見えるけど、くそ笑える未来だって全く見えないわけじゃない。

投資家であり、パンクスでもある筆者の視点で見る投資や経済、社会とお金。今自分がいる場所から見える社会問題や将来の不安と戦いながら楽しく生きていくための冒険の書

感想・レビュー・書評

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  • とてもわかりやすくめちゃくちゃ面白かった。
    お金の流れ、行く先をちゃんと考えようと思った。
    もうコンビニで「なんとなく」お菓子買うの辞める。

  • 本音と建前のバランスが良い本
    この本を読んでも投資は上手くならないけど、こういう考えには共感するし、
    共感する人が増えれば、社会は良くなる

  • 投資のみならず、働き方や生き方にも波及する考え方を提示してくれる。今まで読んできた本とは一風異なる、しかし意味のある読書だった。

  • よくある株投資や不動産投資のテクニックではなく、なぜ投資をするのか、どういう考え方で何に対して投資をするのか、という根本的な考え方を書いた本。
    文体もわかりやすく、近所のお兄さんから勉強になることを教えてもらっている気持ちで軽く読める。そして内容もかなりタメになるので、大人はもちろん、中高生でもぜひ読んでほしい。

    老後の資金が2000万円足りないからといってNISAに食いついてみたり、ということをするのではなく、自分が何かにお金を投資することが、何に繋がるのか、を考えさせられる。
    例えばある会社に投資したとして、その会社がもしかしたら武器の製造を生業にしている会社かもしれない。であれば、間接的に自分が武器の製造にお金を渡していることになる。それは本当に私が望む世界につながる行動か?を考えると、明らかに違う。
    株で利率が高いものが何か、ももちろん大事だが、その先にあるものが何か、を考えて動く必要があると痛感した。

    正直、自分が株を買う会社のさらにその投資先を調べるより、利率がいいと言われたところを買う方が楽ではある。しかし、そうする人が増えることでいつの間にか自分が望まない世界(戦争に溢れた世界や、満足に教育を受けられない世界など)につながるなんて言うことがありうる、と思うと恐ろしい。
    考えることをやめず、自分の足で自分の頭で考えて、意思を持って行動していきたい。

  • 株式投資よりも、博多で暮らすことにしたことの方がインパクトが強いですね。
    そこがパンクなんでしょうかね。

    投資信託は手数料がかかるから推薦してないのかな

  • 投資よりも先に生き方の話。
    未来のことを考えて行動を選択していけば、きっと面白くなっていくだろうということ。その手段の一つとして投資がある。よいと思える会社を応援するために投資をすればいい。
    投資の考え方や技術についてはあまり紙幅が取られていない。リスクを分散することと手数料を抑えることだけ。というか、投資の考え方って結局これだけで十分だと思う。あと書くとすれば余裕資産で行うべしということぐらいか。
    肩肘張らないとても読みやすい文章なので、中高生への投資の考え方の導入としていいんじゃないかな。

  • 投資というか、資産含めてどう未来を考えていくかという話。

    投資のテクニックとかを求めている人にはおすすめできないが、漠然と不安を抱えてて、投資しなくちゃ行けないのかとか考えてる人には良い内容。

    株式だけではなく、不動産、預金等、自分の考えに合った形で投資をしていくのがよい。
    お金=幸せではなくて、何に幸せを感じるかはその人次第。少ない収入でも最大限の幸福度を感じられるよう健康に生きていきたい。

  • ” いい未来を作るためには俺たちひとりひとりがいい投資家となることが手っ取り早い。”

    投資や株取引は、楽をして稼ぎたい人や、お金が好きでたまらない人たちがやるというイメージがあったけど、自分が何を大事に思っていて、どんな社会を作りたいかを形にする手段でもあるのだとわかった。

    こつこつ貯金をすることが正直な生き方だと思っていたけど、みんなから集めたお金を使って銀行がよくないことに投資していたとしたら、預け先を見直す必要があるかも。

  • 文章の表現が軽すぎて苦手なタイプではあるものの、少し読み進めればわかりやすい表現に共感できる。
    お金に対する考え方に焦点をあてると、こんな風に話しを展開できるんだなぁと。

    昔々の貝殻あたりから始まった制度が今のお金であって、形を変えて今や電子まで出てきて…とお金の話しがテンポよく頭に入ってくる。
    お金が腐らないことによる現代の問題点が結びつく内容にはお金の制度を変えれば解決しそうな気もして、希望がもてた。
    イオンとかTwitterとか馴染みあるワードがたくさん出てくるのも、若い人や本が苦手な人にはとっつきやすそうな1冊。
    子供たちの未来を面白くするためにも、いろんな視点から得られる情報を頭に入れて行動にうつしていきたい。

  • 自分が目指す生き方に近くて嬉しかった。投資関連は意識高い界隈とかと接続しやすいので辟易してた。羨ましいなーと思ったけど、結婚・子育てとなると話はまた変わってくるんだろうな。

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