男の条件―こんな「男」は必ず大きくなる

著者 :
  • きずな出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907072179

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  • ・男の条件

    男の条件は3つ
    ①自分の大切な人を守るという覚悟
    ②土壇場で逃げない(正当化しない)
    ③自分の中の美学を持つ 自分の信念を持つ

    出世している男は、良い目をしている
    →目は口ほどに物を言う
    自分から逃げないで向き合い続ける事で良い目を手入れられる。

    岐路に立たされた時、何を捨て何を守るか。逃げたらいけない。

    素敵な男が増えたら、素敵な姫も増える。

    若い頃はエネルギーに溢れた行動。
    感謝や奉仕とか綺麗事並べて失敗を恐れるよりも、色んなことを経験し、そして突き抜ける事で男が出来上がる。

    清濁合わせ呑む
    →心が広く、善でも悪でも受け入れる事。

    敵に塩を送る(敵の弱みにつけ込まずに、相手の苦境を救うこと)
    →上杉謙信が武田信玄に塩を送った話。
    武田信玄は当時内陸国だったため、塩がなかった。
    そこで上杉謙信がライバルの武田信玄に塩を送った。意図としては、食べ物で弱った相手を叩くのではなく、あくまで戦いの中での決着をつけたかったのだ。

    「義」とは羊と我。羊は元を辿ると美というところから。

    四角四面→まじめな様

    正論は誰がどう聞いても正しい事だ。
    →一方で正論は凶器になりうる。
    正しいだけで全てうまく行くのか。特にはゆとりも必要

    自分の力を磨いたり実力をつけたいなら
    「格上の人間にぶつかっていくのが近道」

    目の前のわらを掴んで幸せを得ようとするものは、長い目で見た時に、大切なものを失っていることが多い。

    燕雀いずくんぞ、鴻鵠の志を知らんや
    →ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやクグイの志は理解できないし、知らない。

    やりがいがあるから頑張れるのではなく、頑張っているからその先にやりがいが見つかる。

    男は人のせいにしない。人のせいにしても何も変わらない事を知っているから。
    そんな時間があるなら、自分の弱点を見直して、改善し成長につなげる。起きた事を自分の責任として捉える。

    セミナーや本を読む事は大切。しないよりした方がいい。
    ただ一方で行動する事は、これらの何倍もの価値を生むことになる。


    正義なき力は悪。力なき正義は寝言。

    立場の弱い人間を大切にする。

    大切な人は当然守る、大切な人の大切な人も守ることが重要。

    自分の人生をしっかりと生きている「男」、人から必要とされていて忙しい「男」は、愚痴とか人の批判とか、人の行動とか見ていない。そんなに暇じゃない。

    男なら小さな事で騒ぐな。

    勝って兜のを締めよ、好事魔多し
    いい事が起きてる時こそ慎重に。

    土壇場で試される3つ
    ①逃げない
    ②人のせいにしない
    ③欲を出しすぎない

    自分の意思を持つ。納得いかないなら何度でもいけ。
    最悪のことなんて大概起きないし、数日も経てば大したことねぇなで終わる。

    フォーユー精神。大切な事は2つ
    ①経済的に自立する事。
    自分自身が家族、仲間に迷惑をかけない事。溺れている人が溺れている人を助ける事はできない。

    ②精神的な自立
    全て自分の責任。選択したのも自分。その結果になったのも自分。全部ベクトルを自分に向ける。

  • 若い人に読んでほしい。
    人生の指針となる。

  • 男の判断基準がカッコいいかカッコ悪いかである、というのは本当にその通りだと思い、本書に挙げられるカッコ悪い要素をふんだんに含んだ自分が恥ずかしくなった。自分の中で理想の男像というものを持つのは極めて重要なことだと考え、本書はそのような理想像を形作る上でとても役立つであろう。最近うまくいかないなと思った時に、再び読みたい本である。

  • バイブルになりそう。この本に書いてあるような男になれたらめちゃくちゃかっこいい。

  • 身が引き締まった。叱られて嬉しいあの感じ。
    大切な人を守る。

  • (1)人のせいにして、何がうまくいくのだろうか?(2)「困難よ、どんと来い」と覚悟せよ。(3)自分を捨てる覚悟のある男には、勝てない。

著者プロフィール

株式会社人財育成JAPAN代表取締役、センチュリー出版オフィス 主幹。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに、全国で多くの講演、セミナーを実施。現在は自身の執筆だけではなく、次世代著者育成スクール、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家である。
著作業では2021年、『人は話し方が9割』(すばる舎)がすべての書籍を含む日本年間ランキングで総合1位(日販調べ)、ビジネス書部門で2年連続1位(日販調べ)、トーハンのビジネス書年間ランキング(トーハン調べ)で1位に輝く。2022年2月、同書が単冊で100万部を突破。著書に、『人は聞き方が9割』(サンマーク出版)、『40代をあきらめて生きるな』(きずな出版)など多数あり、書籍累計発行部数は310万部を突破している。


「2022年 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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