「時間がない」を捨てなさい―死ぬときに後悔しない8つの習慣

著者 :
  • きずな出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907072650

感想・レビュー・書評

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  • 明日死ぬかのように生きろ、永遠に生きるかのように学べ
    ガンジーの言葉だそうです。

    時間が有意義かどうかは、どのような感情で過ごすか決まる

  • 2周目読了。
    ・「時間はかかる」と認める。
    ・ひとつひとつに「自分で選んでいる時間なのだ」という積極的な自覚が必要。箱に石をいれていくには、まず大きな石を入れて、隙間に小さな石をいれていく。
    ・やっていることを「やりたい時間」にシフトする。人生の時間の選択を人任せにするのをやめる。
    ・どんな時間を積み重ねてきたかは、自分自身がちゃんと分かっている。
    24時間365日を、全て自分の時間と捉えることができる、が一番刺さりました。やりたいことだけやって生きていきます。

  • ジャネーの法則というのは知りませんでしたが、同じように考えたことがあります。
    時間というのは伸び縮みするものだとよく言われますが、実際に二泊三日の旅行が非常に充実することや、何もせずに無駄にしてしまったように感じる休日があるものです。

    自分の時間ではないから追い立てられているように感じるというのも納得です。
    仕事や家事の時間をなんとか短縮しようと効率化を図ることで忙しさがましてしまうという本末転倒なことも、
    『忙しい人』というのはなりがちだと思います。
    何をしていても全てが自分の時間だと考えていない人は、大体効率も悪く忙しそうで、不幸せそうです。

    アイデンティティに匹敵する日本語がない日本の文化。
    昔の日本はそれでも良かったと思うのです。
    集団や周りの人が個人の幸せに責任を持ってくれた時代だったと思います。
    現代ではもう時代も仕組みも違うのに、周囲との協調性を取らねばならないという強迫観念のみが残ってしまっているのが現代の闇を生んでいるところな気がします。

    好きを仕事にするか仕事を好きになる、好きになれないならやめる。
    理想論だと思います。正しいと思ってはいても、現実にはなかなか難しいでしょう。

    時間の質は主観的なものです。
    やりたいこととやっていることを一致させれば、ずっとやりたいことをやっている幸せな時間が続くことになります。
    自分の場合の「時間がない」は、やりたいことがいっぱいありすぎて足りない松竹梅の内なら松のパターンだと思います。
    頑張りすぎてもいないし、幸せなのだと思います。

    感情は犬。理性で飼いならす。でも感情の方が正しいこともある、というのは面白いたとえです。

    実際仕事をしていて、「前任者がこうしてきたから」と何も考えずに上司が仕事をふってくる、それを諾々とやるだけの人、というのはよくあります。
    自分は結構そういうのは、効率良く勝手に変えてしまう方です。結果が同じであれば上司は気にしないのですし。

    自分の哲学がないと時間がないか時間をもてあますかのどっちか、というのもなるほどと思いました。
    心の余裕がないから時間がないと言っていることもあるでしょう。

    これは明日やるから大丈夫、と思うことは時として本当に大事です。自称忙しい人ほど、なんでも今日やろうとして自縄自縛に陥っているように思います。

    時間が取れたらやろう、だと結局やる時間がなくて出来ない。やりたいことから先にやる。
    これも大事です。
    また、失敗やうまくいかなかった=無駄な時間と考えがちというのも共感しました。

    都会の仕事人は予定を詰めすぎ、今夜、なんて誘いをするとこちらが非常識な感じにとられる、というのもわかります。
    もちろんきっちり予定を組むのも大切ですが、今日って空いてる? というやり方も楽しいもの。
    優先順位も決めず予定があることで充実していると勘違いしている人というのは確かにいますよね。
    スケジュールに気持ちを合わせるより気持ちにスケジュールを合わせた方がいい。何も予定を入れない日も必要。という言葉に頷きました。

    時間は積み重ねるものです。
    積み重ねる中で「お天道さまが見てる」と思い、自分を裏切らないでこつこつ生きていれば、それが成功体験となるでしょう。

    お茶を淹れる、ベランダでご飯を食べる。のように、
    いつものことを丁寧にすることで、とても贅沢な時間を過ごすことができます。
    身近な感動に気づく、その感性や心の余裕が大事だと思います。

    経験を大事にする=時間を大事にする=自分を大事にする
    わかっているはずの当たり前なことではありますが、今一度振り返りたいと思いました。

  • 自分の軸を持つ
    本当に必要か
    情報に振り回されない
    損得よりやって気持ちいいことを
    目的を持つ
    優先順位を決める他人に振り回されない
    みんながしているからをやめる
    長期的な視点を
    小さなやればできるの積み重ね
    毎日の繰り返し時間を大切に
    感動する時間
    いつものことを丁寧に
    経験は生きる糧

  • メメントモリは確かに必要なんだけれど。なにかしんどい、この違和感がうまく表現できれば一つ先に進めるのかなあ。
    感情は受け入れる。マイナスの感情を抱いたままで笑顔、行動。お金=お金を得るために割いた人生の時間どちらが気分がいいかで選ぶ。時間がない感はそれほどない。
    断る。今回は都合がよくない。ここまではできる。これ以上は難しい。いい状態にしたいのでこの点は受け入れてほしい。自分が笑顔でいられる範囲でやりたいと思えることでなければやらない。
    大きな石から入れるが、大きな石は喜びの大きいものであれ。60歳で月10万稼げる→75歳で月5万あるいは平均月収の20%稼げるように持っていきたい。
    自分の持っているものを最大限生かして最高のものを手に入れる。与えられているものが違うことが前提。
    人の求めていることの中から自分のできることを探す。経験をどう受け止めるか、それでどう行動を変えるか。大切な時間と金を天引きしてから日常に使う。ランニングコスト、時間金とも抑える。

  • 本書にも書かれてますが、
    「あなたが一旦立ち止まって考えるためのツール
    」です。
    自分の大切なことはなんだろう、優先すべきものはなんだろう。
    そして、今自分を縛っている、時間がないと感じてしまう原因はなんだろう。

    実際紙などに書き出しながら読み進めるのをオススメする一冊。

  • やるべきことに忙殺され、夜に今日は何やったっけ?どんな成果や合意が出来たっけ?と思ったときに、とにかく忙しく仕事をした以外なにも思い出せない。と思い自己嫌悪になる人が読む本。

    上記のような人は、自分の時間を使うべき時に使う。と言う観点で8つの習慣を紹介している。

    第1の習慣:自分の感覚を大切にする
    第2の習慣:目的を意識する
    第3の習慣:人生に哲学を持つ
    第4の習慣:命の期限を考える
    第5の習慣:動くことが大切である
    第6の習慣:人と繋がっていく
    第7の習慣:時間を積み重ねていく
    第8の習慣:時間の質を上げる

    ・・・できていない事ばかりだが、特に下記3つについて意識していきたい。
    1 まず自分にとって、”大切な時間(自分のための時間)”から確保する。
    2 やっていることを、”やりたい時間(自分の時間)”にシフトする。
    3 生活と時間の”ランニングコスト”を抑える。(P186-187

  • 時間というのはなによりもまず自分の為に使うということを意識することが大切ということ。

    たしかに日々の生活のなかで時間に追われている人というのは時間を使っているというよりは時間に使われているんでしょう。

    自分自身が納得出来る人生を過ごす為の「時間」を見直すきっかけになる本だと思います。

    時間というのは言い換えれば「自分の間」なんでしょうね。

  • 言葉が何か響かなくて、ほとんど流し読み。「命の期限を考える」とか、ちょっと無理がある気がする。もっと具体的な手段が知りたい私には合わなかった。

  • 以下に響いた点をメモします。

    ー時間がないというのは妄想。 江戸時代の寿命は3-40歳、アフリカの国の一部ではいまだに寿命40歳代という国もある。比較すれば時間はたっぷりある。
    ーやることに追われているから、時間がないと感じる。「自分がやりたいからやっている」という感覚が必要。
    1.自分にとって「大切な時間=自分の時間」を確保すること、2.やっていることを「やりたいこと」にシフトさせることが必要。
    ー時間の質は感情の質と同じ。よい人生を過ごしたいならば、よい感情で過ごす必要がある。
    心のなかに、「感情」という少しばかり臆病な生き物を飼っていると思えばよい。(例えば犬!)
    ーウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカの言葉「人は物をかうとき、お金で買っていないのです。そのお金をためるための人生の割いた時間で買っているのです」
    ー「どっちにメリットがあるのか」より「どっちが気分がいいか」で選んだほうがよい。

    なるほど、なるほど。
    具体的なノウハウというよりも、観念的かもしれないですね。
    有川さんというお名前は憶えてなかったのですが、以前にも彼女の本を読んだことを思い出しました。
    その時も「すっごく専門的なことを書いてるわけではないが、納得できることを書いている人だな」と思った記憶があります。
    ご本人がありとあらゆる職業に従事し、迷走してきた人生があるので、「こうすれば24時間君も戦える」とか「時間を有効活用して超一流になれる」というタイプの本ではなく、言うことが等身大で、腑に落ちることを書いてくれる方ですね。
    読んでいてホッとします。

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著者プロフィール

鹿児島県姶良(あいら)市出身。台湾国立高雄第一科技大学修士課程修了。作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリー情報誌編集者など、多くの転職経験を生かし、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで執筆。
著書に、ベストセラーとなった『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』『50歳から花開く人、50歳で止まる人』(以上、PHP研究所)や、『いつも機嫌がいい人の小さな習慣』(毎日新聞出版)、『「気にしない」女はすべてうまくいく』(秀和システム)等がある。

「2023年 『まんがでわかる  一緒にいると楽しい人、疲れる人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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