クルマの図書館コレクション

著者 :
  • 郵研社
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本棚登録 : 13
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907126049

感想・レビュー・書評

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  • 鹿嶋市役所OB

    クルマ好き→高級車、スポーツカー、旧車…オーナーを指す言葉
    電車好き→乗る、撮る、音、切符、収集…

    カールチュア car culture literature

    旧車の本 オールドタイマー ノスタルジックヒーロー

    古き良き時代のクルマたち 1902から1936年アメリカ

    フォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)→児童書、一般書に多く描かれる

    イギリスのクルマは個性豊か ロールスロイス ジャガー 木製フレーム・スポーツカーのモーガン セブンシリーズのケーターハム ロータス

    フランス社 プジョー、ルノー(マニュアルが多い) シトロエン→世界最初の前輪駆動の量産化に挑んだ・技術と革新、ハイドロニューマチック(車の根幹をなす機関をオイルに制御させる)
    小さな車が多いパリ

    ネコ・パブリッシングという出版社→クルマ、バイク、模型好きに知らない人はいない・「はたらくくるまシリーズ」

    堀井憲一郎・ホリイ君のずんずん調査 2013年 チョコボール1021箱で金1枚、銀64枚

    地域再生プランナー・久繁哲之介「商店街再生の罠」→公務員が安さ、便利さだけを消費の基準にして、全国チェーンや職員食堂ばかり利用する行為はモラルが欠如している

    アメリカ・キャデラックの広告 Your first ride in a Cadillac shouldn’t be your last.

    クルマ フランス語、イタリア語→どちらも女性名詞→だから美しい

    洗車をしていて楽しい→曲線を撫でているとき→いすゞ117クーペ ビートル スズキ・カプチーノ

    2016年3月 カーオブザイヤー マツダロードスター

  • クルマの図書館コレクション 内野安彦 郵研社

    クラシックカーをあしらった表紙につられて読み始めた
    しかしその内容は
    著者の造語であるカールチェアへの誘いということである
    自動車文化ということらしい
    デザインや機構に工夫をこらした車が特にすきだということで
    シトローエンには目がないが所有するということよりも
    広告やエンブレムや
    巷に反乱する文房具などにあしらわれた小物に関心が集中している

    内野さんは車と人の関るにことなら全てに興味があり
    収集癖もあるということで車グッズコレクターである
    カタログは言うに及ばず広告媒体からエンブレムに
    おもちゃに消しゴムに至るまで集めているという
    世界中の広告のデーターを取って分析することにも
    強い関心がある
    内野さんがお付き合いする方の中には
    かさばるだろうペダルカーを収集している奇特な方もいる

    生業は図書館司書であり研究者であり設計者であり
    多くの行政が運営する図書館の館長を歴任する

    ヤッパリ車は現代社会を象徴する魔物のようだ
    実用的なものでもあり単なる優越感をもたらす
    シンボルでもある
    大所高所から見れば
    時代の歪を如実に表現しているといえるだろうか

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著者プロフィール

ライブラリアン・コーディネーター,FMラジオパーソナリティ,常磐大学・同志社大学・熊本学園大学非常勤講師
1956(昭和31)年茨城県鹿嶋市生まれ。鹿嶋市,塩尻市に33年間勤務。両市で図書館長を務め,定年を待たず早期退職しフリーランスに
著書に『だから図書館めぐりはやめられない』(ほおずき書籍 2012年),『図書館はラビリンス』(樹村房 2012年),『図書館長論の試み』(樹村房 2014年),『図書館はまちのたからもの』(日外アソシエーツ 2016年),『クルマの図書館コレクション』(郵研社 2016年)などがある

「2017年 『ちょっとマニアックな図書館コレクション談義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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