チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1

  • ゲンロン
4.12
  • (48)
  • (42)
  • (20)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 554
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907188016

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読み応えありまくり、我々が本質的に戦わないといけない敵は風化だ。

  • チェルノブイリの観光地化に福島の未来を見る。立入禁止区域内ツアーとキエフの博物館展示。区域庁副長官、博物館副館長、元作業員作家、NPO代表、旅行会社代表などに現状と未来についてインタビュー。ジャーナリストと社会学者による考察。

    そんな場所にのほほんと行くなんて申し訳ない、じゃないんですね。それより、時間をかけて行くこと・身を置くこと・感じること・想いを馳せること、だと。

  • まずは半分
    細かいことは残りの半分を読んでから
    導入としては十分で、肝心の福島第一原発観光地化計画も読んでみようと思えた

  • フクシマを抱える日本にとって、チェルノブイリこそは学ぶべき先例なわけだが、その"観光地"としてのあり方をリポートする。災害地を観光地とするというのは一見奇妙ではあるが、人類の悲劇の遺産を訪れることで悲劇を感じ学ぶダークツーリズムの観点からみれば、必ずしもおかしな話ではない。歴史的に重要な遺産を維持し、後世の人々が訪れ体験できるようにすることは、それはそれで重要な行いといえる。
    本書の続編では、実際にフクシマを原発史跡として観光地化するための思考実験が提示されるという。震災からわずか2年しか経ておらず事故も収束していない中で観光地化というのは早する、あるいはそもそも被災地の観光地化自体が不謹慎だという考えは多いだろう。だが、悲劇から学ぶことは必要なことであるし、対応が遅ければ遅いほど悲劇の遺産は失われていく。だからフクシマ観光地化というのは、一考の価値があると思う。

  • 行ってみたい。

  • 未だかつてない読みやすさ。思考するのは読者の側で、行動するのも読者の側、材料はたんまりとおご馳走になりました、というべき一冊。
    思考のフックが少し足らないかもしれないと思ったほどですが、当事者意識があれば問題ないのかと考え直しました。
    うーあーこっからだこっからだ。

著者プロフィール

東浩紀(あずま ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に『存在論的、郵便的』(サントリー学芸賞思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞受賞作)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015受賞作)ほか多数。『ゲンロン0 観光客の哲学』は第5回ブクログ大賞人文書部門、第71回毎日出版文化賞受賞作。

チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1のその他の作品

東浩紀の作品

ツイートする