ゲンロンエトセトラ #8

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  • Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907188030

感想・レビュー・書評

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  • 子育ては本質的に議論できない。個別事例を一般化して話す。結果、疑似科学化するという視点は面白い。個別体験が各人の真実になってしまうのは仕方のない事だが、物語で補うしかないのだろう。経済的なメリットもなく、孤独に向かう負けられないレースの中で、いろんな考えを持つ人間が共存できるのか?己の子育てを正当化する論争が継続するだけという気もするが。
    福島原発観光地計画は面白いアイディアだとは思うが、スパンが長いわりには、新幹線みたいな地元への儲けが見えないので、関係者の関心を引っ張れるのか?という課題はあると思う。文化とか正義とか理念だけでは人はついてこれないだろうし。
    平和な子育てアニメ論議の後に、めろん先生が「人生は死ぬまで終わらない地獄」とぶちかますので、本全体としてはある意味バランスが取れているような。

  • 韓国の国家情報院の話が面白かった。韓国の近代政治史がサクッとまとまってる本ってないかな。

  • 2010年代の文化を切り開く、新しい出会いの場 | 株式会社ゲンロン
    http://genron.co.jp/

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著者プロフィール

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

「2023年 『ゲンロン15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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